毎月分配型の投資信託を買わない理由

日本で売れている投資信託の上位に 半分くらい毎月分配型(毎月決算型)の投資信託が 入っています。ですが 理論的には大変効率の悪い仕組みです。金融庁からは 経済的合理性もないと酷評。楽天証券の山崎元氏も 弊害も多いので廃止すべきだと)

少しでも儲かっていれば、解約時に総受取額は 必ず下記のようになります。

分配金総額+毎月分配型の < 分配しない型

(分配金を再投資しても 大小関係は変わりません)

確かに解約直前に暴落していたり どんどん値下がりしている場合は、毎月分配型の方がいいです(毎月自動定額解約サービスで もっと安い費用で同じリスクヘッジができます)。ですが、使う6-8年前に 全額安全な国債や定期預金等にしてしまえばいいのです。戦前の恐慌やリーマンショックでも だいたい5-7年で回復しています。どんどん値下がりするのなら 解約してしまえばいいのです。

毎月分配型は、

  1. 毎月の普通分配金から 20%強の税金を取られる。課税繰り延べ効果と複利効果を損なう
    (元本払い戻し金は無税)
    .
  2. 2012年までの5年間の分配金の8割が元本払い戻しの 蛸足配当
    (2016年は 大部分元本払い戻しだそうです。自分のお金を バカ高い販売手数料と 毎日運用報酬を日割りで引かれた後で戻って来て、何がいいのか?)
    .
  3. 毎月定額分配のために、資産単価の高い時は少なく 安い時は沢山、売り手数料を資産から引きながら 効率悪く無駄に処分している。儲けるためには 高い時に沢山、安い時は少なくか売らないのが当然。
    .
  4. 運用が複雑になるので 他のものに比べて運用報酬も高めになる(毎月分配型の販売手数料は3-4%、運用報酬は1.5-2%。インデックス型(ほとんど分配しない)は 同0%と0.5%程度。予測できない運用成績と違い、この差分は確実に悪化する10年で13%以上確実に違ってくる)。また 毎月の振込み手数料も 微々たるものだがコストに入っている

    (自分で必要な分だけ 1-6ヶ月に一度程度 解約すればいいのだし(基準価額も下がりません)、下記のように 毎月一定額を 自動的に解約してくれる仕組みもあります。運用報酬の割高な 毎月分配型(決算型)の存在意義は ありません
    ・SBI証券 投資信託定期売却サービス
    ・野村證券 定時受取サービス
    ・SMBC日興証券 定期引出サービス
    ・ありがとう投信(直販) ライフサポートサービス
    .
    10年で確実に13%以上損する(100万円なら13万円以上)と 思えば、口座を新たに開設する手間をかけても 十分見合うと思います。ネットなら住んでいる場所は 関係ありませんし)
    .
  5. 毎月分配の為に、現金の比率を高めておく必要があり、全体の運用効率を確実に落とす
    .
  6. (毎月分配型がなりやすい)基準価額が右肩下がりで、総資産残高が減少しているような投資信託は 特に注意です。まともな運用が 困難になり、損失をかかえたまま 繰上げ償還される(保有者が 一番損失をこうむる)可能性が 大変高くなります。

よく

投資金額 < (解約金額+分配金総合計)

ならば いいじゃんと言う論理を聞きます。同じような利回りの投資対象に投資して、儲かっていれば 分配しない方が たぶん1.2倍から1.5倍以上は 儲かってました。こちらが 損をしても、販売側と運用側は確実に儲かってます。
(業界平均で 運用報酬の半分くらいは、販売側にいっているそうです。と言う事は 運用報酬1.5%なら 運用側は0.75%しかもらえない事になります。これで まともな運用ができるのでしょうか?)

勿論 そんな遠い先の利益よりも、毎月入ってくるお金がうれしい方は 上記の毎月自動解約サービスを利用されれば いいのです。バカ高い販売手数料と運用報酬を 払う必要は全くありません。

毎月分配型は必ず損するわけでは ありませんし(トータルリターンがプラスなら 分配金を含めて 儲かってます)、中には高い販売手数料と運用報酬を払いながら、それを上回るような成績を上げている投資信託もあります。ですが、少数ですし 事前に予想も困難です。分配金余力も これから買う人には あまりいい指標では ありません。そもそも非常に効率が悪いです。

また 毎月分配型は 売れていたので、分配しない投資信託に存在しない 資産(アセット)クラスのものも あります。どうしても このようなものに投資したければ、効率の悪い毎月分配型を選ぶしか ありません。

(ちなみに こんなに毎月分配型の投資信託が売れているのは 日本だけの異常現象です。世界の毎月分配型の大部分が日本で売れているとか。アメリカでは 誤解を与えるとして 分配金に元本を含める事を 禁じてます。

通常の商品と違って 投資信託売れ筋ランキングなんてのも 全然当てにならず、だた売っている証券会社等の 営業力ランキングになっているのでしょう)

2016.03.9追記
金融庁のレポートより引用(P.65)

「• 分配金利回りのランキングを公表する等、分配金利回りの高い投資信託が運用成績
が良いとの誤解を与えかねない情報提供を行っている事例
• 運用内容が同じ投資信託において、年1~2回の決算分配型のものがあるにもかかわ
らず、経済合理性に欠ける毎月分配型による再投資を行わせている事例

等、商品特性を正しく伝えた上で顧客に選択をさせているとは言い難い事例が見られる。」

 

これから投資を始められる方へ

まず以下の資産クラス分類を 覚えてくださいませ。リスク資産でリスクをとって 利回りを求めていきます。

  1. 安全資産:定期預金 国債(変動10) 国内債券型投資信託
  2. リスク資産:1.以外の投資信託(国内外株式型 国外債券型 国内外リート型等)

(これは片手間に投資される方向けです。いざと言う時に、すぐにいるようなお金(100万円程度)を 定期預金に。3-6ヶ月分くらいの生活資金を、国債(変動10 一年分の利息をあきらめれば、いつでも解約可)や 比較的安全な国内債券型投資信託の積立等で 貯められてから、リスク資産に投資する事をお奨めいたします。投資は余裕資金で、投資判断は自己責任で。よく理解できないものは 絶対に買ってはダメです)

全然経知識がないのだったら、最初は証券会社等(銀行は販売手数料と運用報酬のバカ高い投資信託しかないので お奨めしません)の 窓口へ行かれる事を お奨めします。いろいろ質問して、わかるまで聞いてください。私も IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)の方も含めて いろいろ教えてもらいました。ただ 注意点があります。

  • 窓口の人は 販売のプロです、運用のプロではありません。販売手数料と運用報酬の高い投資信託(日本の投資信託の手数料と報酬は 割高)を 奨めてきます。絶対に 買ってはいけません。
    (通常の商品と違って、売れ筋ランキングなんて 全然あてになりません。効率の非常に悪い 毎月分配型が上位にいます)
    .
  • 販売手数料無料(ノーロード)で 運用報酬の安いもの(目安0.6%以下)を、小額だけおつきあいで買いましょう。
    .
  • 暫くすると 販売手数料を稼ぐために、乗換えを奨めてきますが 絶対に買ってはいけません。
    (しつこく電話がかかってきたら、「今後営業の電話をするのなら、全部解約します!」と 言ってください)

本格的な資産形成は 手数料等安いネットで やりましょう。長期の運用に 一番影響を与えるのは、資産配分(アセット・アロケーション)です年齢くらいの%を 安全資産に配分します。40歳なら40%です。安全率を高めたければ この比率上げますが(例えば50%とか60%とか)、期待リターンも下がります。
(上記の100万円や3-6ヶ月分くらいの生活資金も、安全資産の計算に入れれば いいです)

残りを 国内外株式型に、半々の割合にします。例えば 日本より海外の方が 成長性が高そうだと思ったら4:6にしてもいいですし、為替変動が怖かったら6:4でも7:3でも、お好みでされれば いいです。

お金がないのでしたら、口座自動引落の積立で 上記で決めた資産配分で積立します。毎月500-千円くらいからでき、ほったらかしでお金が貯まっていきます。ドル・コスト平均法と言って、平均買価を低くしやすい仕組みです。

(手取り収入の5-15%くらいなら そんなにケチケチせずに、積み立てられます。頑張るなら20-25%もやるとキツイですが非常に効果があります。余裕ができたらなんて 思っていたら、いつまでも始められません。引落後のお金だけで 暮らしていく習慣をつけてくださいませ)

下記のようなノーロードの運用報酬目安0.6%以下のものを 選びましょう。

まとまったお金(数百万円以上)が あるのでしたら、上で決めた資産配分に従って 金額を1/12ずつ毎月期間1年程度で買いましょう。金融理論的には、相場がわからなければ 機会損失を防ぐ為に 今すぐ一括買いです。

ですが、1/12ずつの方が買値を平準化でき、チャイナショックのような事があった時に 対応できます(暫く買いを見合わすか、底値と思って残金一括買い等)。定期預金や国債(キャッシュバック利用がお奨め)等 価格の変わらないものは、今すぐ一括買いです。延ばせば わずかですが、利息分損します。

積み立て設定も 必ずやってくださいませ。下記のように 何社かと取引すると いいと思います。

対面の証券会社一社 + ネット証券数社

値下がりしない投資信託は ありません。私も2009年のリーマン・ショックでは 約4割も値下がりして、2-3日途方に暮れました。ですが 安く買えると思って、貯金を取り崩しながら 毎月の積立額を倍に増やしました。積み立てた金額も含めて 2-3年程度でほぼ元の金額になりました。

上記のように設定したら、後はほったらかし投資です。年に数回見に行くだけ、2年に一度程度リバランス(割合の上がった資産クラスを売り、下がった資産クラスを買い、配分を元に戻す)するか、積み立て比率変更で計画的に リバランスします。

5-10年に一度程度 安全資産の比率を、年齢が上がる程度に 引き上げていくだけです。これで長期的に 年平均3-5%で運用する事は それほど困難では ありません。下記利回りで運用すると 非常に大きな差になります(「^」はべき乗)。0.5%(これを執筆時点での高利回りの定期預金等の利回り)では 例えば1,000万円が20年で1,105万円にしかなりませんが、4%なら倍以上の2,191万円にも なります!

0.5%で10年運用 1.005^10=1.0511・・・
0.5%で20年運用 1.005^20=1.1048・・・

4.0%で10年運用 1.040^10=1.4802・・・
4.0%で20年運用 1.040^20=2.1911・・・

参考:下記のページ下のグラフC
波乱に負けない分散投資 積み立てでコツコツ

1月の月間走行距離も、たったの552kmでした~

去年(年間1万km以上走行)が565kmなんで まあまあですね。でも ブルベの206km(BRM111 オダックス近畿 京都)を入れてですから。それ以外では 350kmくらいしか 走ってないのですよね(ほとんど 室内ローラー)。

Facebookで 太平洋側のブルベ仲間が、「300km完走した」とか 「400kmしんどかった」との投稿を 見るたびに、雪に閉ざされたこちらは 多少焦ります(笑)。Facebookなんて なければ、全然気にせずに オフで休んでいたのでしょうが・・・。

こちらの仲間と数人で 滋賀県南部や京都に わざわざ走りに行く人も居ます。(先週行ったのに、雪で結局 京都観光になったらしいですが・・・(笑)。早く思いっきり外を 走ってみたいです。

1月   552km

セカンド・バイクのアラヤのEcella

セカンド・バイクのアラヤのEcella

今年の年間走行目標距離は1万2千kmなんで 頑張ろうと思います。まあ ブルベに出ていれば 当然その前に練習もするので、たぶん達成できるのではないかと。

参考:去年(2014年)の月間走行距離
累計10,392km
12月  310km
11月  547km
10月  580km
9月 1,538km
8月 1,049km
7月   738km
6月 1,233km
5月 1,404km
4月   887km
3月   916km
2月   627km
1月   565km

2015年のブルベ参加予定です。これ以外に センチュリーラン福井(100km 7月末予定)にも出るつもりです。年間総走行距離は1万2千kmが目標です。

△:参加無理だろうなあ~
*:申し込み済み
■:は完走済み

1.■オダ近 BRM111 京都200km (奈良&琵琶湖一周 1,564m 認定済み)
1-1.*RC名古屋 BRM221 名古屋300km (御前崎往復 ?m)
2.*AR中部 BRM307 江南200km (岐阜県内 江南~土岐~中津川~七宗~美濃~江南)
3.オダ近 BRM314 京都300km (伊賀&琵琶湖一周 2,607m 申し込み日2/15)
4.オダ近 BRM404 京都400km (姫路&美作 2,908m 申し込み日3/16 これはぜひ走りたい)
5.△AR中部 BRM411 江南300km (やっぱり南信が好き!! 400km走った翌週は 無理だよなあ~)
6.オダ近 BRM418 金沢200km (のと一1/2 申し込み日3/19)
7.△オダ近 BRM502 枚方300km (吉野・紀伊長島 3,748m 申し込み日3/21)
8.△オダ近 BRM503 松阪400km (岐阜・富山 BRM502の続き 4,494m 申し込み日3/21)
9.オダ近 BRM505 福井600km (丹後 5,145m ゴール枚方市 BRM503の続き 申し込み日3/21)
10.△オダ近 BRM509 丸岡300km (倶利伽羅峠 3,048m 申し込み日4/26 600km走った3日後は無理! 申し込み日4/10)
11.オダ近 BRM530 金沢400km (のと一 3,048m 申し込み日5/1)
12.△オダ近 BRM606 泉佐野600km (紀伊半島一周 6,119m? 申し込み日3/1 400km走った翌週は 無理だよなあ~)
13.*AR中部 BRM613 江南600km (湯巡りと海幸と 申し込み済み 江南~和良~ひるがの~氷見~金沢~山中温泉~越前~揖斐川~江南 大野市の近くは通らない)
14.オダ近 BRM912 金沢300km (アタック乗鞍 4,644m 申し込み日8/13 1,000kmをひかえて無理かも? 事前練習に丁度いいかも?)
15.AR中部 BRM919 江南1,000km (申し込み日未定 江南~津~宇陀~熊野~串本~広川~吉野~木之本川~白鳥~江南 終わりの方に大野市を通る)
16.オダ近 BRM1003 丸岡200km (福井県嶺北一周 1,646m 申し込み日9/4)

iシェアーズのフロンティア株ETFの分配金が税引き後で7.66%も・・・

非常にびっくりしました。

iシェアーズのフロンティア株ETF(開発途上国と新興国の間の国々の株式 クウェートが約3割 カタールが約2割等の株式 半分以上産油国 今は構成少し変わってます)と言うマニアックなETFを 保有しています。3回に分けて(1回はナンピン買い)購入したにもかかわらず、値下がりして1割くらいの含み損をかかえてました(原油価格 暴落してますからね~)。
iSフロンティア株

しょうがないなあ~と 腐っていたのですが、昨日 分配金(年2回)の通知が来ました。一株当たり税引き前307円なので、28日の終値3,700円で計算すると

税引き前 8.30%、税引き後 7.66%

もの分配金(ETFは 投資信託のように特別分配金(たこ足配当=元本払い戻し)は ありません)があったのです。まあ この分の基準価格は 下がるのでしょうが(きっと発表はもっと前なので、既に下がっている筈)、含み損は かなりカバーできた計算です。

こんなに分配金利回りが高いのなら もっと購入しようかと調べたら、今回のみの事らしいです(下記のデータ Black Rockより引用、分配金のタグをクリック。過去2回は全然少ない)。理由をググって 調べましたが、今のところ不明です。

権利落ち日  権利確定日  支払予定日  分配金単価
2014/12/17  2014/12/19  2015/01/27  307 円  (今回だけ突出して多い)
2014/06/25  2014/06/27  2014/08/05   57 円
2013/12/18  2013/12/20  2014/01/31    3 円

分配金の権利落ち日(12/17)辺りで 急落して、一週間くらいで かなり回復してます。日付の目盛り ずれているので、カーソルを当てると 急落しているのが12/17辺りとわかります。でも このグラフは 税引き前の分配金も再投資したと仮定してと書いてありますし。う~ん よくわかりません。17日かその直前に買った人は 大儲けできた筈ですが、市場価格があまり上がってないのを見ると 事前に情報は漏れてなかったような? あの急落した頃 ナンピン買いしたかったのですが、お金がなかったので できなかったような?)

指数の一部の国々(カタールやアラブ首長国連邦)が 新興国(エマージング)分類に移行したので、それに伴う売買益が 沢山出たのでしょうか? 懸賞に当たったような気分です。勿論 この分配金は 使ってしまわず、再投資に回します。

<All Aboutより 2013.07.29の記事を引用>
「MSCIでは、2013年11月にモロッコを「MSCIフロンティア・マーケット指数」から「MSCIエマージング・マーケット指数」に、2014年5月 にカタールとアラブ首長国連邦を「MSCIフロンティア・マーケット指数」から「MSCIエマージング・マーケット指数」に変更することを発表していま す。

「iシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100)」の保有上位銘柄を見ると(表5)、カタールやアラブ首長国連邦の銘柄が多いことから、来年5月以降は、上位銘柄の顔ぶれも変わる可能性がありそうです。」

BRM919 AR中部 江南1,000kmに向けて

ブルベと言う「超長距離を制限時間内に 自転車で走る競技」に はまって3年目。去年600kmを 挑戦2回目で からくも完走したので、今年は1,000km 75時間(3日と3時間)以内に挑戦です。

3年前 ブルベを始めた頃は、300kmでも とんでもない距離で 未知の領域でした(それまでの最高が250kmで20時間近くかかってました)。心配なんで 200kmの前に2回 鯖江のK氏と一緒に200km走りました。300kmも1回だけ 一人で走りました(予定日が2度雨になったりして K氏となかなか都合が合いませんでした)。

300kmでも 早朝に出発して、ゴールは夜の11-12時です(16時間以上かかりました)、一回で懲りました(膝も痛めましたし(涙)。400km以上の距離になると、もう練習なんて 私は体力・精神力が持ちません(たぶん24時間以上かかる。ブルベと言う ある種の極限状態だから完走できる)。

2年間で 自転車もどんどん良くなり(お金かかりました(涙)、ウェアも暑さや寒さや雨に耐えられるように いいのを買い足しました(特に寒い時は 重ね着して脱ぎ着しないと、体調が悪くなり スピードが極端に遅くなる。長時間の雨中走行もあるので、上下で4万円近い透湿防水の 自転車用雨合羽も買った)。距離が長くなると 道も憶えきれないので、GPS(eTrex20)も買いました。

300km以上の長い距離のブルベになると、食事はコンビニ弁当やおにぎり パンのようなものでなく、きちんとした食堂の 暖かい定食がいいとか(100kmで 大人一人一日分のカロリー2,500kcal程度を消費。文字通りの自転車操業)、暖かい時期のブルベでは 自販機等も全くない山岳区間を30-40kmも走る場合(脱水症状になる)もあるので ボルトは千mlを2本は必須、と言うノウハウ等も 痛い目にあいながら学びました。

1,000kmのコースは 下記です。愛知県江南市をスタートして 紀伊半島を回り、奈良-滋賀-福井県を通って 江南市に戻ってくると言うコースです。車で走っても かなりな距離です(笑)。

2015BRM919 1,000kmブルベ

2015BRM919 1,000kmブルベ

例年 福井県大野市の1-2月は、雪に閉ざされるので 室内で動画やDVD等見ながら 60分くらい室内自転車に乗るので 精一杯です。3月には 大きく体力が落ちてます。

なので 今年は1月から 太平洋側のブルベに、積極的に参加する事にしました。BRM111 オダックス近畿 京都200kmを走り、2月にも BRM221 RC名古屋 御前崎300kmを走ります。今年は12くらい(去年は8つに参加。内1つ未完走)のブルベをこなして 9月の1,000kmに挑むつもりです。

BRM221 RC名古屋 300km 御前崎に備えて 買いました。1

BRM221では 暖かい静岡県など 東海地方の海岸部を走るのですが、私の実力では7時間以上の 寒い長い夜間走行があります。先日 気温0-2℃の中を 1時間ほど走行したのですが、手足先が痛いくらいに冷え切ってしまいました。

なので、いくつかの装備を買い足すことにしました。まず バーミットと言う ドロップ・ハンドルに対応した ハンドル・カバーです。(FacebookでI氏に教えてもらいました。写真は okumapの日記さんより 拝借) お世辞にもカッコいいとは 言えませんが、背に腹はかえられません。どうせ夜ならだれも見てませんし(笑)。

バーミット装着写真

バーミット装着写真

バーミットとSOLのemergency bivvy

バーミットとSOLのemergency bivvy

使うかどうかはわかりませんが、携帯して手先が冷たくなったら、装着します(たぶん夜間走行中)。右に写っているのは、非常用の小型軽量な サバイバル寝袋(SOLのemergency bivvy)です。今回は 300kmなんで たぶん使わないと思いますが、600km以上のブルベ用に 購入しました。

寒さ対策用の重ね着ウェアを 沢山携帯するために、大容量のサドル・バック(Large 8-12L オベハネグラ製)も購入しました。送料込みで1.7万円(安い方の送料。為替レート120円弱くらい)ほどで 購入できました。今回使わなくても 600km以上のブルベでは必須になるでしょう!

400と600kmのブルベでは、軽いウェア等を リュックで背負ってました。下記のブログが とても参考になりました。suew等 ほかの大容量のも ありますが、これが 一番コスト・パーフォーマンスが良さそうです。
OVEJA NEGRA Threadworks Seat Bag 比較・購入編

オベハネグラのサドルバッグ

オベハネグラのサドルバッグ

上写真の ULTRA LIGHTタイプ(軽量 70dのVX07)もありましたが、丈夫さを考えて 中間の210dのVX21(黒)にしました。容量はMediumの6-10Lタイプもあったのですが、大は小を兼ねるで 大きい方にしました。サドル・バックは和製英語で 正確にはSeat Bagと言うのですね、初めて知りました。

オペハネグラって 数人でやっている 小さな会社のようでした。ホームページが手書きの文字で 読むのに少し苦労です。質問メールの返事は 遅かったのですが(2日後くらい)、注文したら すぐに返事が来ました(笑)。

海外からの注文は ホームページからは できないみたいで(日本を指定しても 送料が計算されない)、メールで受けるシステムでした。また いろいろカスタマイズ(有料)もできるみたいです。決済後 在庫があったのか 1日で発送しましたのメールが来ました。

届いた状態

届いた状態

梱包状態

梱包状態

アメリカらしく非常に簡便な梱包です、ビニール袋にすら入ってません(笑)。手書きのメッセージが入ってます、心温まりますね!

オベハネグラのサドル・バック

オベハネグラのサドル・バック

メールで注文後、PayPalで支払えとのメールが来ました。クレジット決済しましたが、住所が漢字でしか 表示されず(向こうは 英語で表示されているのかも知れませんが) 一応念のために質問の答えメールに返信で、英語の住所を書き送っておきました。2週間くらいで 届きました。

なかなか 丁寧で堅牢な作りで、点数高いです。後ろ垂れ下がり防止のベルトもあります(オルトりーブのサドル・バックでは、後ろに重いものを入れると 垂れ下がります)。簡易防水ですが 長時間の雨では、縫い目から浸みてきます。雨カバーはないので、ブルベでは レジ袋等で代用ですね(笑)。

難を言えば サドルにつける上ベルトの長さが 短すぎて、ちょっと装着しづらかったです。次は 足先の冷え切り防止の装備を買います。

今年のNISA投資 終わりました(米国ETFと国内投資信託RIET)

NISA枠一杯で 海外ETFを買うときの注意事項は 書きました。

SBI証券で ニューヨーク市場に指値注文(VT 世界株式)を出していたのですが、一向に約定しないので おかしいなあ~って 思っていました。暗殺された黒人運動指導者 キング牧師の誕生日にちなんだ祝日だったのですね。(1月の第3月曜日)

昨夜 やっと約定しました。約定時に 証券会社の決めたレートで NISA枠をオーバーすると、約定しないので ちょっと余裕を持たせて 指値注文してました。余裕をもたせなくても、ETFは株数単位でしか 売買できないので どうしても端数のNISA枠が残ります。

その残枠で、投資信託(SMT グローバルREITインデックス・オープン)を金額買いします。これで 一円も残らずNISA枠を使い切る事ができました。

(NISA制度が恒久化されれば 無意味になりますが、今のところ5年と言う期限があるので 年初にやった方が フル活用できます。その後 値下がりする危険もありますが、今 スイス・フラン・ショックで円高に振れているので 踏み切りました)

老婆心ながら、NISA 確定拠出年金 財形貯蓄 小規模企業共済(自営業者のみですが。中規模くらいの企業でも 経営幹部等なら入れるみたいです)等、国が税金面で優遇措置を設けている制度(所得税や翌年の住民税も下がります)は フルに活用された方が いいと思います。

給料天引きとか 自動口座引落がお奨めです(総収入の5-15%程度。そのくらいなら そんなに切り詰めなくても やっていける)。最初から その残金で、やって行くとしないと なかなか投資資金って 貯まりません。

ちなみに アメリカで個人にちなんで 祝日が制定されているのは、下記の4人しかいないそうです。亡くなった日ではなく、誕生日と言うのが 日本の文化との違いを表わしていて 大変面白いです。また 特定の日でなく、月曜日として 3連休にするのも、合理的な感じがします。

  1. アメリカ大陸(正確には西インド諸島)を発見した クリストファー・コロンブス(北アメリカ大陸に到着した10/12に ちなんで10月の第2月曜日)
  2. 初代大統領 ジョージ・ワシントン(誕生日の2/11に ちなんで2月の第3月曜日)
  3. 黒人を解放した エイブラハム・リンカーン(誕生日の2/12に ちなみ、またワシントンの祝日と合わせて、大統領の日として 2月の第3月曜日)
  4. マルティン・ルーサー・キング牧師(1月の第3月曜日)

人種問題等複雑なので、オリンピックの代表選手等は 指定レースの一発選考です。超有力選手でも その時に調子が悪かったり 故障していても、一切考慮はありません。ある意味 合理的です。(そのレースに 最高の調子に持っていけない選手は 本番でもその可能性がある、本人の不注意で 本番までに故障する可能性もある等)

BRM111 オダックス近畿 京都200km 無事に完走できました~♪

昨年10月以来 100km以上の距離を自転車で 走ってませんでした。年末は大掃除 年始は大雪で屋根雪下ろしや除雪で、ローラー(室内自転車)にすら ほとんど乗れませんでした。

迎えたBRM111(1/11) オダ近の京都200kmです。結論から書きますと、100kmくらいまでは 結構快調でした(追い風基調)。ですが そこから走り込み不足でしょう、ボロボロになりました(向かい風基調)。

足が売り切れて ちょっとした坂でも時速10km以下のスピードになったり。先に行ってくださいと お願いしたのですが、暫く行くと 待っていてくれたり・・・(笑)。一度 自販機の前で休憩しながら 栄養ドリンクや熱い缶コーヒー飲んで、ゆっくり走行していたら回復しましたが。

100km超くらいの まだ元気な頃の写真です。京都から瀬田川をさかのぼって 琵琶湖大橋を渡り、安土 信楽 奈良を通って、また京都に戻ると言うコースです。

安土の信長の館

安土の信長の館

最初の通過チェック 石山寺。

石山寺

石山寺

一緒に走った、名古屋の鉄人KS氏 福井県のブルベの星KK氏 毎週ブルベの猛者H氏。

石山寺の前

石山寺の前

凍結防止に塩が 撒いてあるかも知れないとの事で、セカンド・バイクのアルミ製で出走。でも アルミも錆びるので、カーボンの方が 良かったらしい。

セカンド・バイクのアラヤのExcella

セカンド・バイクのアラヤのExcella

KK氏が 絶対に譲れないと言った170km地点の 彩華ラーメン

彩華ラーメン

彩華ラーメン

M氏は 睡眠時間30分で 大坂から京都まで約60kmを自走で参加。しかも 30分後にスタートしているのに、最初のPC1で追いつかれ、以後 ほとんど一緒に走ってます。60+206km走行後 また約70km(寄り道したらしい)を自走で帰ったと言う自走マニアです。しかも メインの高性能なホイールが 壊れていて、ピンチヒッターのシマノのR500(完成車に良くついている)と言う 安いホイールで参加!

(ホイールがしょぼいと 疲れます!)

H氏と 自走マニアのM氏

H氏と 自走マニアのM氏

KK氏 KS氏と私

KK氏 KS氏と私

170km地点と言う 大変遅いタイミングで 食べたラーメンですが、それから 調子が良かったです。約40分(調理待ち+食べる時間)休めたのと、温かい物を体に入れたせいでは ないでしょうか?
(そんなに速く吸収できるわけが ないですから)

これからはブルベでは 途中で暖かい食事を補給する事にします。そうすると 吸収する時間もありますし。

結局12時間47分くらいで 無事に完走できました。ただ3ヶ月ぶりくらいの100km超走行だったので、とても疲れました・・・!!! BRM221 RC名古屋 御前崎300km が思いやられます。

パールイズミの0℃対応のグローブと 5℃対応のシューズ・カバー+登山用のウールの厚い靴下 は、威力を発揮してくれました。早朝の7時頃から2-3時間は 冷たかったですが、それ以後は 全く問題なしでした。オダ近今野氏のTwitterでのアドバイスのお陰です。

念のために グローブのインナーと もう一つのシューズ・カバー(2重にするため)、イヤー・カバーも携帯したしたが、今回は必要なかったです。やはり 北陸と比べると、京都 滋賀 奈良は暖かいです。

2015年のブルベ参加予定です。これ以外に センチュリーラン福井(100km 7月末予定)にも出るつもりです。年間総走行距離は1万2千kmが目標です。

△:参加無理だろうなあ~
*:申し込み済み
■:は完走済み

1.■オダ近 BRM111 京都200km (奈良&琵琶湖一周 1,564m 認定済み)
1-1.*RC名古屋 BRM221 名古屋300km (御前崎往復 ?m)
2.*AR中部 BRM307 江南200km (岐阜県内 江南~土岐~中津川~七宗~美濃~江南)
3.オダ近 BRM314 京都300km (伊賀&琵琶湖一周 2,607m 申し込み日2/15)
4.オダ近 BRM404 京都400km (姫路&美作 2,908m 申し込み日3/16 これはぜひ走りたい)
5.△AR中部 BRM411 江南300km (やっぱり南信が好き!! 申し込み日未定 400km走った翌週は 無理だよなあ~)
6.オダ近 BRM418 金沢200km (のと一1/2 申し込み日3/19)
7.△オダ近 BRM502 枚方300km (吉野・紀伊長島 3,748m 申し込み日3/21)
8.△オダ近 BRM503 松阪400km (岐阜・富山 BRM502の続き 4,494m 申し込み日3/21)
9.オダ近 BRM505 福井600km (丹後 5,145m ゴール枚方市 BRM503の続き 申し込み日3/21)
10.△オダ近 BRM509 丸岡300km (倶利伽羅峠 3,048m 申し込み日4/26 600km走った3日後は無理! 申し込み日4/10)
11.オダ近 BRM530 金沢400km (のと一 3,048m 申し込み日5/1)
12.△オダ近 BRM606 泉佐野600km (紀伊半島一周 6,119m? 申し込み日3/1 400km走った翌週は 無理だよなあ~)
13.AR中部 BRM613 江南600km (湯巡りと海幸と 申し込み日未定 江南~和良~ひるがの~氷見~金沢~山中温泉~越前~揖斐川~江南 大野市の近くは通らない)
14.オダ近 BRM912 金沢300km (アタック乗鞍 4,644m 申し込み日8/13 1,000kmをひかえて無理かも? 事前練習に丁度いいかも?)
15.AR中部 BRM919 江南1,000km (申し込み日未定 江南~津~宇陀~熊野~串本~広川~吉野~木之本川~白鳥~江南 終わりの方に大野市を通る)
16.オダ近 BRM1003 丸岡200km (福井県嶺北一周 1,646m 申し込み日9/4)

サイクリング 京都と福井県大野市の寒さの違い

先週 BRM111京都 滋賀 奈良(205.9km)をブルベ(自転車)で走ってきました。その時と ほぼ同じ服装で、午後4時頃から1時間ほど 福井県大野市で サイクリングしました。

晴れ(京都)と曇り(大野)の違いはありましたが、寒さが全然違いました。京都では 朝7時と夜19時頃も走行したのですが、朝は手足先が 多少冷たいと感じました。夜は 200km近くも走った後でしたので、それほど手足先は 冷たいとは思いませんでした。

当然昼間は 少し暖かく感じるほどで、体は勿論 グローブの中も 多少汗をかきました。

非常に寒い大野市

非常に寒い大野市

大野市では たった1時間ほどでしたが、手先が冷たくなり 足先は痛くなるほど 冷えました! 多分気温は0-2℃くらいだと思います。汗っかきで サイクリングすると、いつも大量に汗をかくのに 今日は全然かきませんでした。それくらい 寒かったと言う事ですよね!

考えてみれば 厳冬期に、こんな薄着(上:ウインド・ブレーク・ジャージ+透湿防水カッパ 下:ウインド・ブレーク・パンツ)で 走った事はありません。寒いくらいの格好で 走ると、私でも全然汗をかかないのですね。

RC名古屋の BRM221 名古屋 300km 御前崎を走るので、手先と足先の 防寒はしっかりしておかないと 7時間以上の夜間走行は 耐えられないと強く思いました。

NISA枠一杯で海外のETF等を買うときは、為替レートが大きく円安になると 約定されない

注文時に その時の為替レート(TTS Telegraphic Transfer Selling rate)で NISA枠が計算されます。約定(執行)時に円安に振れて NISA枠を超過すると、その注文は約定されません。以下SBI証券より 引用です。(他の証券会社も たぶん同様と思われます)

<引用始まり>
米国株式の期間指定買付注文発注時のご注意事項

注文の繰越時にNISA投資可能枠の拘束金額が再計算されます。

円貨決済:
・為替レートが円安傾向に振れ、買付注文時に拘束させていただいたNISA投資可能枠を超過した場合、ご注文は繰り越しされず失効となります。
外貨決済:
・為替レートが円安傾向に振れ、買付注文時に拘束させていただいたNISA投資可能枠に不足が生じる場合には、値洗いされた概算約定代金(円貨)でNISA投資可能枠を再拘束いたします。但し、NISA投資可能枠を超過し再拘束出来ない場合、ご注文は繰り越しされず失効となります。
<引用終わり>
NISA口座でのお取引の注意事項

なので 円高に振れる場合は いいですが、円安に大きく振れる場合は 要注意です。忘れてましたが、去年も同じような経験を しているのですね(笑)。
NISA枠で海外のETFや投資信託等を買うときの注意点

次のような注意が必要です。

  1. すぐに約定したい場合は、成行注文で。指値注文の場合は、NISA拘束枠に 余裕を持たせるか、約定されない場合もある事を 考慮しておく。
    .
  2. 上記が約定するまで NISA残枠での購入はしない

(余談ですが、注文時にTTSが円高だと NISA枠内で株数が多く注文できます。試しに 午前中の注文を 午後取り消して、再度注文したら 若干の円高になっていたので、一株余計注文できました。外貨での注文なので、使うドルは当然増えますし、NISA枠を超過すると注文が失効します)