NISA枠一杯で海外のETF等を買うときは、為替レートが大きく円安になると 約定されない

注文時に その時の為替レート(TTS Telegraphic Transfer Selling rate)で NISA枠が計算されます。約定(執行)時に円安に振れて NISA枠を超過すると、その注文は約定されません。以下SBI証券より 引用です。(他の証券会社も たぶん同様と思われます)

<引用始まり>
米国株式の期間指定買付注文発注時のご注意事項

注文の繰越時にNISA投資可能枠の拘束金額が再計算されます。

円貨決済:
・為替レートが円安傾向に振れ、買付注文時に拘束させていただいたNISA投資可能枠を超過した場合、ご注文は繰り越しされず失効となります。
外貨決済:
・為替レートが円安傾向に振れ、買付注文時に拘束させていただいたNISA投資可能枠に不足が生じる場合には、値洗いされた概算約定代金(円貨)でNISA投資可能枠を再拘束いたします。但し、NISA投資可能枠を超過し再拘束出来ない場合、ご注文は繰り越しされず失効となります。
<引用終わり>
NISA口座でのお取引の注意事項

なので 円高に振れる場合は いいですが、円安に大きく振れる場合は 要注意です。忘れてましたが、去年も同じような経験を しているのですね(笑)。
NISA枠で海外のETFや投資信託等を買うときの注意点

次のような注意が必要です。

  1. すぐに約定したい場合は、成行注文で。指値注文の場合は、NISA拘束枠に 余裕を持たせるか、約定されない場合もある事を 考慮しておく。
    .
  2. 上記が約定するまで NISA残枠での購入はしない

(余談ですが、注文時にTTSが円高だと NISA枠内で株数が多く注文できます。試しに 午前中の注文を 午後取り消して、再度注文したら 若干の円高になっていたので、一株余計注文できました。外貨での注文なので、使うドルは当然増えますし、NISA枠を超過すると注文が失効します)

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