自転車仲間に教えてもらったのですが、顕著な効果があったので 報告します。
ロードで一週間以下で かなり空気の抜けてしまうチューブレスタイヤ(個体差が大きい。抜け易いものもある)は、私のような週末ライドがメインの一般人には 正直面倒です。(抜け気ってしまうと、そのまま空気を入れても 顕著にもたなくなります。たぶん 隙間に埃がはいるためかと)
ホイール(ビートと内部)とタイヤを雑巾でしっかり綺麗にし、ビートにシーラント(Notube)を 石鹸水のかわりに ハケでたっぷり塗って膨らまします。2-3日でかなり空気の抜けたチューブレスタイヤが 1週間たっても指で押さえた感じでは ほとんど抜けてないと思うほど もちます。
この方法なら 中に20mlくらい シーラントを入れるより、ホイールも腐食しにくいでしょうし、出先でパンクしてチューブを入れるときに 乾いたシーラントを取り除くのも容易かと。(うまくいけば ほとんど取り除かなくても 入れらるかも)
ただ 1-2日で抜けてしまうようなのは、ダメでした。もつ時間は長くなりましたが、やはり抜けます。一部 隙間をあけて、そこから5-10mlくらいシーラントを入れました(バブルが頭をはずせるタイプでなかったので)。あけたところに再びシーラントを塗りました。
膨らました後 シーラントが行き渡るように 水平にして、一方を少し低めにし 20-40分ごとに 少しずつ回し、ビート部の空気漏れをシーラントでつぶしていきました。
(こうしないとシーラントの量が少ないので 単に回すだけでは空気漏れを防げませんでした。また一部をはずして 再度膨らますのは 通常の空気入れでは 無理でした。CO2のボンベを使いました)
この方法では サイクリング中にパンクした場合のシーラント効果は期待できないでしょうが、元々チューブレスはパンクしにくいタイヤです。これで 2-3日かかるような ブルベでも、チューブレスタイヤを 試すことができるようになりました。
私の想像ですが、たぶん チューブレス・タイヤの 内側の切断面(ホイールに圧着される部分)からの、空気漏れの小さな穴(たぶん複数)を 塞いでしまうのだと 思います。切断面は 荒れていて、穴が開いていそうですから。
このようにして 空気漏れを防いだチューブレス・タイヤが 実際にパンクしました。中のシーラントは 乾いていましたが、少量なので軽く取り除き そのままチューブを入れて、膨らます事ができました。
そのまま サイクリングを続行し(パンクしたのは午前中)、夜までもって 帰宅後、チューブレス・タイヤのパンク穴を 裏から修理しました。