こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。その1の続きです。
ようやく大平(オオダイラ)峠へ着きました。ちょっと降りると 昔の宿場町があります。大平宿(オオダイラジュク)と言うそうで、こんな山奥ながら昔は 結構繁盛していたようです(最盛期には70軒くらいあったらしい)。大きな木造家屋が いくつも保存されてました。
そこから少し登ると 大平峠 県民の森(キャンプ場等) がありました。ここの地図が とてもわかりにくい地図だったのです。変に簡略化されていて 本当にこの道を行けば 南木曽(ナギソ 「みなみきそ」とは読まないらしい)に着くかどうか 不安になる地図でした。
どう地図を読んでも(他にも道がありそうな書き方。後で考えると 徒歩でしか行けない道も 同じ太さで書かれたのだと思います) ここでは自転車の通れそうな道は 一本なので、先へ進みます。暫く行くと どんどん降りていくのです。どんどん降りていくのですが、一向に人家を見かけません。
「本当にこの道で 合っているのだろうか?」
だんだん 不安になります。結構急な坂を下っていくので、もし間違っていても もうこの坂を再び上がる力なんて どこにも残ってません! このまま山中をさまよい続けるのだろうか、今日中に江南へつけるのだろうかと 非常に不安になりました。
かなり下ってようやく人家に出会いました、本当に嬉しかったです。それから暫くして大きな道へ突き当たりました。(後で国道256号線と知りました) 左へ行くと飯田 右へ行くと妻籠宿 南木曽と書かれてます。一瞬どちらへ行けばいいのか 迷いました。ここで間違うと また大変です。どちらも 下り坂なのです。
飯田は今通ってきた街です。これは 右に行くしかないと思い進みました。そうしたら 目指す国道19号線と中津川行きの矢印が、あったのです。涙が出るほど嬉しかったです。
中津川までの国道19号は 下り基調で快適に走行できました。交通量もたいした事ありません。ところが中津川市に入った辺りから 自動車やトラックがビュンビュン通るようになりました。こんな道を走りたくないですし、ハンガーノックにもなりそうだったので、町並みが見えた辺りで 右折して別の道を探そうとしました。ですが、高山行きとか下呂行きの看板しかないのです。(大きな遠回りになります)
小さな街で レストランもないので、道の駅(レストラン 閉まってました。昼食時と夕食時だけ開くみたいです)で 巻き寿司を買って食べました。また 国道19号を 名古屋方面に向かって下ります。
その3に続きます。
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