日別アーカイブ: 2014年5月13日

BRM510疲労困憊でゴール その4

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

その1は こちらです。 BRM510疲労困憊でゴール その1
その2は こちらです。 BRM510疲労困憊でゴール その2
その3は こちらです。 BRM510疲労困憊でゴール その3

千里浜を過ぎても 非常に快調に 走れました。もう200km以上走れているので、この調子なら 15時間丁度くらいで(今までの最高タイムが15時間19分) 走りきれるのではと 思うほどでした。でも 全然食欲がありません、胸がムカムカして吐き気がしました。

もう栄養ゼリーのような流動食か 飴くらいしか受け付けなくなってました。(補給できないのが 250km以上での大失速に つながったと思います)

日本海を沈み行く夕日

日本海を沈み行く夕日

暗くなったので、アイウェアのレンズを ブラウンの着色から、透明レンズに変えようとして、違うアイウェアのを持って来ているのに 気がつきました。なんと お馬鹿さん!!!
(しょうがないので、本当に暗くなったら アイウェアなしで 走りました)

もう少しでPC4(4番目のチェックポイント 約234km地点)を、すっ飛ばすところでした。危ない危ない! 直進してPC4のコンビニに入り、戻って 左折するのですが、直進しないで そのまま右折してしまいました。ここでも前回の苦い経験が生きて、たまたま 前に停まっていたブルベ参加者の方に
「あと16kmほどで PC4ですよね?」

って 聞いたのです。そうしたら 「もう過ぎてますよ!」と 言われました。良くお礼を言って 1kmほど戻りました。
(ここでも 私の転記ミスで、PC4を250km地点と 書いていたのでした・・・orz)

そう言えば、最後のPC4は 直進して戻ると、全体図(全体の地図と登り下りのプロフィール図)に書いてました。でも すっかり忘れてましたし、暗いので もう全体図もよく見なかったのですね。PC等のチェックポイントはメモで、まとめて注意事項を書いておくといいと 思いました。

(又は川中氏に教えてもらって、GPSにPCやコンビニ等 記述しておくとか。前回の失敗に懲りて ルートラボ上でのシュミレーションは 5回以上やりました。でも この最後の直進と戻るは すっかり忘れてました。ただ5回もやったので、頭の片隅には ありました)

PC4に行くと あの猛者の岩佐氏が、「(昼食はカレーの王様で カレーライスを食べた) 夕食はすき屋で 牛丼を食べようと思っている」と おっしゃるではありませんか。やっぱり 温かいものをがっつり食べる事が 必須なんですね! 他の方も コンビニで 温かいコンビニ牛丼とスープを食べてらっしゃいます。

(岩佐氏は レストランや食堂で がっつり食べて、コンビニ等では ほとんど飲料か水くらいしか補給しないそうです。こんなやり方も いいと思いました。コンビニでの食事は あまり美味しくないですし)

私は もうそんな食欲は ありませんでした、いや ムカムカして食べられませんでした。流動食の乳酸菌飲料と栄養ゼリーを 流し込みました。そして ゴールへ向けて出発しました。

幸い今回投入したタイムのビンディング(エクスプレッソ)は、私に合って いつも250km以上走ると 痛くなる右膝が 痛くなりません。ですが、昼とはうって変わって 夜は冬のような寒さです。上はウインド・ブレーカーやベストがあり なんとかなるのですが、下がどうしようもありません。(薄手の長レーパン)

お尻や太ももが 非常に冷えます。(このブルベ後 すぐに七分丈のウォーマーを購入しました。長レーパンの上に短レーパンを 重ねている達人も 多いのですが、私はそれでも寒いと思いました) 胸がムカムカして体調も悪いし うまく補給できてないのでハンガーノックになりそうな気配もあります。

あと20km程だとは 思ったのですが、コンビニを見つけて 熱い豆腐とわかめのインスタント味噌汁を 休憩しながら ゆっくり食べました。(栄養のある固い固形物を食べると もどしそうでしたし・・・)
「こんなので 今月末のブルベ400km(BRM531 オダックス近畿)なんて、走れるのだろうか?」

と真剣に不安になりました。最後の20km程は 3~4回停車して、飴をなめたり 羊羹を少しかじったり 栄養ゼリーを飲んだりして、少しずつ補給しながら 何とか走り切りました! 疲労困憊してゴールした後 ご褒美にプリンのゼリーを食べました。戻さないか不安でしたが、なんとか食べきれました。

少し休んで体調を整えた後(悪いとは思ったのですが、暖かいコンビニの店内の 隅っこで邪魔にならないようにクーリングダウン(整理運動)も やらせてもらいました。外では寒くて寒くて)、1kmほど離れたゴール受付に向かいました。

運動後 30分以内にタンパク質などの栄養を取るといいそうなので(三船雅彦氏の話)、深夜でも開いている すき屋で牛丼を無理して 食べました。(戻す不安もありましたが、よく噛んでなんとか食べきりました)

反省点のまとめは 次に書きました。BRM510 オダックス近畿 300kmの反省点

関連:BRM510疲労困憊でゴール その1
BRM510疲労困憊でゴール その2
BRM510疲労困憊でゴール その3

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BRM510疲労困憊でゴール その3

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

その1は こちらです。 BRM510疲労困憊でゴール その1
その2は こちらです。 BRM510疲労困憊でゴール その2

GPSに旧データを 間違ってダウンロードしてしまったミスも 乗り越えて、何とかブルベを続けました。富山県南砺市の福光から 小矢部市を抜けて、宝達山を越えて 石川県に戻ります。

宝達山の登りも きつかったです。困った事は 山道なんで自動販売機が ほとんどない事。750mlのボトル1本だけだったので、途中2度ほど 飲料水切れになりました。

(もうこの季節でも 昼間は750~1000mlのボトル2本体制でないと、自販機の少ない山間部では 飲料切れになりますね。脱水症状の一歩手前になり、出力が落ちる要因になります。栄養ゼリーや羊羹等の食料は 沢山携帯していたのですが・・・。達人達は2ボトルの人が多かったです)

宝達山の頂上付近から これから走る石川県の海岸

宝達山の頂上付近から これから走る石川県の海岸

薄着で登って(それでも大汗をかきました) 下るときに、停まってウインド・ブレーカ等を着込めば良かったのですが、また時間を惜しんで 着ませんでした。そうしたら 急斜面で半端でない寒さです。(その1で 大汗をかいて、大変寒かったので 多少風邪気味になってたのかも 知れません)

我慢しきれずに、停まって上の写真を撮る前に すぐに着込みました。寒さと疲れと、栄養ドリンクやコーラなどを がぶ飲みしたせいか 胃が悪くなり胸がムカムカします。これ以後 あまり食べられなくなりました。
(これが250km以上での失速につながったと 思います)

もう少しでPC3(3番目のチェックポイント 約180km地点)を 見逃す所でした。原因不明ですが、サイコンの走行距離表示が 少なめに表示されてました。念のためにコンビニの前を ゆっくり通ったら、ブルベ参加者が 休憩していて、ここだと判りました。
(後でわかったのですが、私の転記ミスでした。少なく記入してました、サイコンは正しかったです)

お腹は空いているのですが、胸がムカムカして 栄養ゼリーや菓子パンくらいしか食べられません。でも もう登りはないので、ここから結構いいスピードで走れました。(まだ体にエネルギーは残っていたのでしょうね)

下の写真は 石川県の千里浜です。日本で唯一 砂浜を車が走れる場所だそうです。勿論自転車でも走れますが、ロードの23mmの細いタイヤ巾では 油断すると 転びますね。通常の道路に戻れる場所で 砂が比較的固まっているルートで戻ろうと、ハンドルを切ったら 滑って転びました。
(なるべく ハンドルは切らない方がいいみたい)

日本で唯一走れる砂浜 千里浜

日本で唯一走れる砂浜 千里浜

千里浜 波打ち際を走るのは大変気持ちいいです

千里浜 波打ち際を走るのは大変気持ちいいです

波打ち際を 自転車で走るのは、最高の気分でした。また ぜひ走ってみたい砂浜です!

続きは 「BRM510疲労困憊でゴール その4」 で。
関連:BRM510疲労困憊でゴール その1
BRM510疲労困憊でゴール その2
BRM510疲労困憊でゴール その4
BRM510 オダックス近畿 300kmの反省点

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