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BRM107近江八幡200km オダックス近畿 完走しました~♪1

前日 ロードバイクを準備してました。ウィリエールのグランツーリズム(フルカーボン)です。グアーヴァのカーボンレール・サドル(カメレオン)に オルトリーブの大容量(2.7L)サドルバックを付けようとしました。サドルの下のレールが少し太いので、長い取り付けネジが 必要で買ってあったのですが、ネジサイズを間違えてM6でした。(付くのはM5)

同じグアーヴァのアルミレール・サドル(こちらはブル)もあって試しましたが、やはりレールが若干太く オルトリーブのアタッチメントが 付かないのです(ネジの長さが 少し足りない)。

ネジを買いに行こうかと思いましたが、ホームセンターまでは6kmくらいあります。別の自転車に付けてあるタイタニコの革サドルを 載せかえる事にしました(素直に買いに行けば 良かったのです)。グランツーリズムから サドルをはずす時に、ネジ2本のうち 1本が落ちてしまいました。

下を随分探したのですが、見つからないのです。玄関にあった全部(4台)の自転車を 外に出しても 見つかりません。ロードバイクに引っかかっているかも知れないと、車体も見ました。20-30分探したのですが、捜索範囲を広げても どうしても見つからないのです。

途方に暮れました。サドルを付けられないと 当然、ブルベなんか 走れるわけがありません。トレックのドマーネは フロント・トリプルに改造中で オーバーホールも合わせてしています。残る自転車は、フルオーダーのクロモリ(下記写真)と マウンテン・バイクで ジャイアントのグレート・ジャーニィだけです。

安楽峠(滋賀県と三重県の県境)

安楽峠(滋賀県と三重県の県境)

一瞬 グレート・ジャーニィで 走ろうかとも思いましたが、シーズン中ならともかく 去年から約3ヶ月 200kmを越える距離を走ってません。グレート・ジャーニィだと 13.5時間の制限時間ギリギリになるかも知れません。なるべく早くゴールして 早く帰りたいと思ってました。(発着地点まで 自宅から片道160kmくらいあります)

ジャイアントのグレートジャーニィ

ジャイアントのグレートジャーニィ

クロモリには 組み立てたばかりの、手組みホィールが入っています。100km程度は試走してますが、これでいきなり200km走るのは 非常にリスキーです。トーケンのC22A(セラミック・ベアリング版)と言うホィールで 走る事にしました。今10速のスプロケが付いているので、9速に入れ替えないとダメです。

これが 二つ目の落とし穴でした。その2へ続く。

2回しんどい思いをして Fleche(フレッシュ)完走しました~♪4

その3の続きです。またまた かなり間が空いてしまいました、今年のうちに けじめをつけたいと思い、書いてます(笑)。

その1でも 書きましたが、2回も力の限り こぎまくりました。ゴールした時は 本当に疲労困憊していて、受付を待っている時間も 立っている事ができずに、写真のように仲間と離れて一人椅子に座ってました。

疲労困憊してゴール1

疲労困憊してゴール1

顔は笑ってますが、本当に疲れ果てていましたよ! 首にかけているのは 無くしたウインドブレーカの代わりに、24時間営業のドンキーで買った フード付きのトレーナー(綿100%)みたいなものです。ウインドブレーカが 無いか店員さんに聞いたのですが、無いとの事でした。

ドンキーに着くまでの下り坂では、S氏が予備で持っていた HotPackの軽量ウインドブレーカを 貸していただき、本当に助かりました。

その前に 念のために、コンビニで 雨カッパを買いましたが 上下分離しないもの(こぐのに邪魔になる)だったので、結局使いませんでした(寒かったら、ドレーナーの上から さらに着ようと思ってました)。

疲労困憊してゴール2

疲労困憊してゴール2

懇親会が始まり、他のグループは 大概私たちよりも 長いコースや、獲得標高の多いコースを 走って来たみたいです。本当に尊敬いたします。

本当に楽しかったです。一緒に走った仲間と 思い出話に花が咲いたり、他のFlecheのグループと交流したり。あっと言う間に 時間になってしまいました。

懇親会の様子

懇親会の様子

帰りは 新横浜駅まで自走して(時間の縛りはなかったので、距離はかなりありましたが 気分的には楽でした)、バイクを輪行袋に詰め 新幹線に乗りました。確実に座りたかったので 1つ遅いのにしましたが、横のホームの先発する新幹線にも まだ空席が少しあるようでした。

ですが、輪行袋を担いで 階段を上り下りしてホームを移動する気力が ありません。そのまま その列車に乗りました。

寝不足で疲れ果てている筈なのですが、興奮しているせいか 寝過ごして名古屋を通り過ぎるのが 怖かったのか、ほとんど 寝られませんでした。

名古屋駅に着いて 自転車を組み立てて、車を置いてもらっているS氏のマンションに 向かいました。来るときは、S氏が一緒だったのと 気力が充実していたので 短く感じましたが、帰りは 本当に長く感じました。iPhoneのマップを頼りに 少し迷いながら なんとかたどりつきました。

名古屋から途中 夕食を食べたり、眠くなったら 仮眠したりして、ようやく自宅にたどりつきました。長かったFlecheも ようやく The endとなりました。後になってみれば 苦しかった事も みんな良い思い出になりました。

再掲になりますが、今年のブルベ参加実績です。14.の600km以外は 認定されましたが、これを逃したので 2年連続のダブルSRは ならずです。3年連続のSRは 達成しました。
■:は完走済み X:未完走  ()内の数字mは 獲得標高です。

1.オダ近 BRM110 枚方200km (琵琶湖&奈良 1,526m 寝てしまってエントリーできず)
2.■RC名古屋 BRM228 Naoya200km (城巡りと人道の丘 愛知県&岐阜県 約2,300m)
3.■AR中部 BRM312 江南200km (鈴鹿の山麓と海岸 654m)
4.■RC名古屋 BRM326 Naoya300km (とみやま 愛知県&長野県 3,091m)
5.■AR中部 BRM409 江南300km (江南~藤岡~設楽~東栄~新城~豊田~江南 ?m)
6.■オダ近 BRM416 丸岡200km (福井県嶺北一周 1,646m)
7.■RC名古屋 BRM423 Naoya400km (京都 1,967m)
8.■Fleche BRM430 411km (愛知県-横浜 2,104m)
9.■オダ近 BRM507 丸岡300km (倶利伽羅峠 2,921m)
10.■AR中部 BRM514 江南400km (岐阜県内 4,501m)
11.■RC名古屋 BRM521 Naoya600km (丘と海 愛知県-高山往復 4,325m)
12.オダ近 BRM528 金沢400km (のと一 3,048m 用事なくなったのですが、申し込んでありませんでした)
13.*オダ近 BRM605 敦賀200km (三方五湖-舞鶴 1,785m 用事が入りました!)
14.XAR中部 BRM611 江南600km (姫路往復 約4,500m 時間外完走)
15.■AR中部 BRM910 江南400km (長野県-岐阜県 約6,200m)
16.オダ近 BRM924 泉佐野600km (紀伊半島一周 6,221m)
17.■オダ近 BRM1001 金沢300km (福井県嶺北一周 2,222m 9/17に公式試走・認定)

来年のブルベの募集も 一部始まっていて、もう既に2つ 申し込んでいます。AR中部さんの江南発着が 来年は瀬戸市発着になり 少し遠くなるので、車で往復が大変になりそうです。

2回しんどい思いをして Fleche(フレッシュ)完走しました~♪3

前回その2の投稿から かなり間が空いてしまいました(大汗)。そんなこんなで なんとか認定は取れました。

スタートから トラブル続きでした。最速のK氏が スタート15分前になっても 来ないのです。心配したH氏が電話すると 夢の中のようでした(笑)。翌日スタートだと 思いこんでいたようです。前日100km以上 サイクリングした記事が、Facebookに上がっていて、私は流石K氏だと思っていました。幸いK氏は スタート地点(名古屋駅前)のすぐ傍に住んでます。なんとか 間に合ってスタートしました。

H氏も 前日浜松から移動して来たのですが、いつも使っているネットカフェが満員で、生憎免許証も持ってきてなかったので、他のネットカフェにも(身分証明書必要) 泊まれなかったのです。24時間開いているファミレスで 仮眠をとっただけでした(これが 最後の方になって 効いてきました)。

名古屋市街地を抜けるまでは 信号ストップが多くて 大変でしたが、郊外に出ると 快調に飛ばせるようになりました。下記写真は 東海道の関所跡(地名忘れました)で撮った写真です。

東海道の関所

東海道の関所

(この写真の前に、私はいつもブルベで愛用していた 黒のウインドブレーカを落としてました。後ろポケットに入れていたのですが、不完全な入れ方だったようです。暑くなったので不要で、気が付いたのは 焼津に着いてからでした。寒くなって 着ようとしたら、なかったのです)

追い風気味で 天気も良くて、非常にいいサイクリングでした。浜松の弁天島あたりで、船の結婚式に出席していたミニスカートの美人さんに、下記写真も 撮ってもらいました。

浜松の弁天島?

浜松の弁天島?

お目当てだった 名物食堂が満員で列もできていたので、道沿いのラーメン屋さんに 入りました。(ブルベ中なのに)正直あまり美味しくなく、一番食べるのが遅い私のが 一番最後に出てきました(早く出てきそうなメニューを頼んだのですが)。

道沿いのラーメン屋さんで

道沿いのラーメン屋さんで

こう言うところが、通常のブルベと違い ロスタイムが長くなる所以ですね! その4に続く。

9月は1,170km走りました~♪

今年の9月は 1,000kmとか600kmのブルベに 出てないので、あまり距離が 伸びませんでした。

一番の思い出は、難関と言われた BRM910江南400km AR中部(獲得標高約6,200m)を 23時間38分で完走できた事でした。あと BRM1001金沢300km オダックス近畿の試走を 初体験したことでした。コースをQシートやGPSデータを 確認しながら 走るのは、想像以上に大変で 手間と時間のかかるものでした。

2016年BRM910のコース

2016年BRM910のコース

BRM1001では 有人チェック(今庄)もやり、ブルベを運営される方々の 大変さも よくわかりました。あと2,650km以上走れば、年間目標の12,000kmは 達成できます!

今年の走行距離[km] 2015年 2014年
621 552 565
740 644 627
920 769 916
1,259 1,268 887
1,694 1,649 1,404
924 1,024 1,233
1,021 724 738
1,001 921 1,049
1,170 1,682 1,538
10 1,129 580
11 651 547
12 980 310
総計 9,350 12,011 10,392

今年の総走行距離目標も 12,000km越えです!

今年のブルベの総括

オダックス近畿さんの 福井藩開催BRM1001金沢300kmを 9/17に公式試走して 認定されたので、今年出場予定の全ブルベを 終了しました。

AR中部さん開催の BRM611江南600kmを、完走したのですが 最後のPCで時間オーバーDNF(Do Not Finish)でした。600kmの距離に対して 獲得標高が約4,500m程度だったので、なめていたのが 大きな敗因でした。

実際は百井峠と言う、かなりな斜度の峠を 往復で通ります。体力温存の為に 急な斜面部分は 往路は半分以上、復路は全部降りて押して上がりました。問題は 下りも急斜面な上に 道が荒れているので、スピードを出せなかった事です。通常は 登りで時間がかかる分 下りである程度取り戻せます。それが できなかったのです。

下記のような重いバイクと 食堂によって飯も食いました(コンビニ弁当よりも どうしても時間かかる)。重いバイクは ジワジワと体力を奪っていったと 思います。

琵琶湖の東岸に入って かなりの距離平坦だったのですが、終始きつい向かい風で 普通にこぐと時速15km程度、一生懸命にこぐと時速20km程度でした。ですが きつい鈴鹿の峠を越えることを考えると、一生懸命こいで 体力を消耗したくありません。ここで ほとんど貯金できませんでした。

前回の総重量20kgを越えたバイク

前回の総重量20kgを越えたバイク

おかげで2年連続の ダブルのSR(Super Randonneur)の取得は なりませんでした。まあ 3年連続のシングルSRなんで よしとしましょう!

来年は AR中部さん開催のブルベは、どんなコースでも 万全の態勢(できるだけ軽量化。基本コンビニ弁当で、余裕があれば食堂で定食)で 臨むようにします。来年の600kmは、難コースで有名な○本氏の設計なので ドキドキです(笑)。

RC名古屋さんのは 400km以上のブルベは ゴール翌日が休日でない限り、ちょっと出走を控えます。ゴール後200km以上 運転して帰り翌日仕事は ちょっと大変でした。

オダックス近畿さんの福井藩開催は来年は2つだけ(丸岡200kmと能登一400km)になるそうです。福井藩以外で 近場(福井県敦賀や滋賀県)開催が増えると 嬉しいですが。

今年のブルベ参加実績です、14.以外は完走しました。Fleche入れて13コース出走、1コース時間外完走、残りは 全部認定されました!
■:は完走済み X:未完走  ()内の数字mは 獲得標高です。

1.オダ近 BRM110 枚方200km (琵琶湖&奈良 1,526m 寝てしまってエントリーできず)
2.■RC名古屋 BRM228 Naoya200km (城巡りと人道の丘 愛知県&岐阜県 約2,300m)
3.■AR中部 BRM312 江南200km (鈴鹿の山麓と海岸 654m)
4.■RC名古屋 BRM326 Naoya300km (とみやま 愛知県&長野県 3,091m)
5.■AR中部 BRM409 江南300km (江南~藤岡~設楽~東栄~新城~豊田~江南 ?m)
6.■オダ近 BRM416 丸岡200km (福井県嶺北一周 1,646m)
7.■RC名古屋 BRM423 Naoya400km (京都 1,967m)
8.■Fleche BRM430 411km (愛知県-横浜 2,104m)
9.■オダ近 BRM507 丸岡300km (倶利伽羅峠 2,921m)
10.■AR中部 BRM514 江南400km (岐阜県内 4,501m)
11.■RC名古屋 BRM521 Naoya600km (丘と海 愛知県-高山往復 4,325m)
12.オダ近 BRM528 金沢400km (のと一 3,048m 用事なくなったのですが、申し込んでありませんでした)
13.*オダ近 BRM605 敦賀200km (三方五湖-舞鶴 1,785m 用事が入りました!)
14.XAR中部 BRM611 江南600km (姫路往復 約4,500m 時間外完走)
15.■AR中部 BRM910 江南400km (長野県-岐阜県 約6,200m)
16.オダ近 BRM924 泉佐野600km (紀伊半島一周 6,221m)
17.■オダ近 BRM1001 金沢300km (福井県嶺北一周 2,222m  9/17に公式試走・認定)

難関と言われたAR中部 BRM910江南400kmブルベ なんとか完走しました~♪

獲得標高が6千mを越える 山岳ブルベです。AR中部随一の走力を誇る ○本氏設計のコースで、難易度の高さから 出走を見合わせる人も かなりいたとか、いなかったとか。

私は そんな事も知らずに 申し込んでしまいました(大汗)。オダックス近畿さんの福井藩以外では、AR中部さんが 距離的に一番近いので、募集が始まると ほぼ自動的に申し込んでしまいます。

2016年BRM910のコース

2016年BRM910のコース

後から 難コースだと言うのを知って 少し後悔しました(私は上りは かなり苦手です)。前回BRM611 600kmブルベを、時間外完走(DNF)ですし、2年前は 同じAR中部さんの 難関の山岳600kmブルベを 346km地点で、時間オーバーで失格(DNF)しています。

前回の反省を踏まえて 徹底的に軽量化をしました。下記写真上のバイクと装備です。400kmなんでダイナモも止めて、ライト2つ 電池もGPSとライト兼用の大容量エネループ2本のみの予備でした(早いゴールだったので、結局使用せず。黒パッケージ大容量エネループは お奨めです。白パッケージに比べて1.5倍くらい持ちます)。下の写真は 前回600kmブルベを 時間外完走したときのものです。

荷物の量が 大違いです。上の写真のバイクと装備で 食堂にも寄らなければ、あの600kmも もしかしたら時間内完走できたかもしれません。

軽量バイクと装備

軽量バイクと装備

前回の総重量20kgを越えたバイク

前回の総重量20kgを越えたバイク

車体自体が オールカーボンで軽い(前回はクロモリ)上に、装備も基本12Lのサドルバックに入るだけに しました(それも少なめで かなり余裕あり)。

ボトルも千mlを 両方満タンにしないで、片方だけ満タン スタートでした。その減り方を見ながら、もう片方も補給していきます。いつものように 両方同時に満タンにする事は ありませんでした。これで 千ml分程度 軽量化できたと 思います。

スタートが10分ほど遅れた上に(最後尾からのスタート。ブルベ・サポートの○本氏は私のスタートを見て スタート)、登り降りの連続と 9月にしては 暑すぎる気温で、PC2の平井の道の駅(約100km地点)までで かなり消耗し疲れ果て、正直「完走できないかも?」と 思いました。

途中で 冷たい水を補給できる所(泉?)があり、コンビニや自販機のない区間だったので 生き返りました。何杯も飲んで、ボトルも 片方だけ満タンにしました。

平井の道の駅で 大ポカをやり、他の人のロード・バイクを 間違って(疲労と暑さのせい?)、引いて行って 自販機で飲料を買って飲んでました。いざ乗ろうと思うと 自分のではない事に気が付きました。あわてて 戻ってみると、探しているらしい人がいます。

「すみませ~ん、バイクをまちがえました~!」と 大声で呼びかけて、平謝りに謝りました。「何が起こったのかと思いました。」と 呆然とした顔で 言われました。逆の立場なら 私でも当然そうだと 思います。何度も 謝って許してもらいました。

ラーメンが無性に食べたくなり(たぶん塩分不足)、平井からかなり行ったところのコンビニ(そこまで コンビニなし)で ラーメンを買って食べました。その美味しかった事 美味しかった事。食べながら 休憩した事もあり、元気が出てきました。いつもは飲まないスープまで ブルベ中は塩分補給の為に全部飲み干します。

(今回は時間節約の為に 食事は全部コンビニと決めてました)

PC3(ハンバーク弁当を食べました)まで 1時間程度の貯金しか できません。PC1(ここで1時間程度貯金)からPC3まで ほとんど増えてません。次のSecretまでの登りを 考えると、あまり余裕があるとは 言えませんでした。

途中 Qシートに記載のない、R19に入る直進側道のような分岐があり 迷いました(直進すればいいのか、センターライン沿いに本道を行けばいいのか)。迷っている4人で集まり 確認しあった結果、側道に行くのが正解だと N氏からアドバイスを もらいました。大変たすかりました、N氏どうもありがとうございました。

(ここから 暫く4人で走ったのですが、下り基調で 体重の重い私は いつのまにか、他の3人を抜いて引き離していました。久しぶりに 幻覚も見ました、電信柱が人に見えたり(笑)

Secretから 基本下りだと思っていたのですが、まだかなりきつい峠がありました。それを過ぎると 下り基調で快調に飛ばせます。最後のPC4(ここでコンビニ・カレーライス)で2時間半くらい、ゴールで3時間半近い貯金でした。

ゴールの江南が近づくと なぜか既視感があり、往路のコースを たどってはいないか(GPSの軌跡を頼りに走ってます。思考力が鈍っているので どこかで交差したのではないか? Qシートは 間隔がかなり長く、曲がり角の交差点名が出てくるまで、正しいコースなのかどうか 暫くわかりませんでした) 非常に不安になりました(既視感は たぶん過去のAR中部のブルベで走っているせい?)。往路でも結局ゴールの江南には (コースミスになりますが)たどりつけると思い 無理やり自分に納得させました。

平地で2-4人追い抜き 犬山城が見えてきました。ここから 近い筈なのですが 疲労困憊しているので、結構長く感じました。結局23時間38分と 私には出来過ぎくらいのタイムでした。こまめに補給し 常に満腹の状態を保っていて、最後まで集中力が途切れなかったのが 勝因だと思います。

ゴール後 AR中部の方や オダックス近畿のK氏 ブルベ仲間のH氏(仕事の都合で出走せず)等と 暫く歓談しました。半分くらい熊本地震の寄付になると言うオダ近の赤ワッペンを K氏が売っていたので購入しました(千円)。

眠気をあまり感じなかったので そのまま帰途につきました。途中吉野家で朝食を食べ、2-3回 10-15分程度仮眠しながら(暑くてあまり快適では ありませんでしたが)、無事に家にたどりつきました。前回の時間外完走600kmブルベの リベンジができました!

8月は1,001km走りました~♪

かろうじて 1,000km越え。最後の土日が 台風の影響で 天候不順になり、計63kmしか走れなかったので、30, 31日と各30kmずつ 夕練をしました。

あと一ヶ月平均各1,000km程度走れれば、年間の目標の12,000km走行も達成できます。9月は300kmと400kmのブルベがあるので、去年なみの1,600km程度は走って、12月に無理をする事がないようにしたいものです。

8月の一番の思い出は、旧盆休み中に 福井県の美浜から 一日199km走って(京都府美山町 兵庫県篠山経由)、姫路に行った事です。翌一日 姫路観光(書写山と姫路城)をして、その翌日また一日207km走って(京都府福知山 舞鶴経由) 美浜に戻りました。

ほぼ平坦なコースだったのですが、道路の温度計で 最高気温36℃にもなる猛暑で、想像以上に消耗しました。

あと 8/13に名古屋から サイクリング仲間3人が福井に来て、福井県のKS氏やKK氏と一緒に 冠山峠まで迎えにいき、その後 福井市内まで一緒にサイクリングしました。焼き肉食べ放題で しこたま食べて飲んで、とても 楽しい一日を過ごす事ができました。

H氏(一緒にFlechを走った仲間)も電車で、静岡からかつけ 一緒に焼き肉とアルコールを楽しみました!

写真はブルベで 2回目のDNF(Do Not Finish)となる 600kmブルベの時のもの(BRM611)です。

兵庫県篠山市をサイクリング中

兵庫県篠山市をサイクリング中

今年の走行距離[km] 2015年 2014年
621 552 565
740 644 627
920 769 916
1,259 1,268 887
1,694 1,649 1,404
924 1,024 1,233
1,021 724 738
1,001 921 1,049
1,682 1,538
10 1,129 580
11 651 547
12 980 310
総計 8,180 12,011 10,392

今年の総走行距離目標も 12,000km越えです!

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 5

その4の続きです。

DNF(Do Not Finish  棄権)する前に、U氏がFacebookで 鈴鹿市(最後のPCのある市)からは 追い風になるから、頑張れと励ましてくれてました。その言葉通りに 追い風で、面白いほど進みました。この調子なら 2時間遅れを挽回して ゴールできるかもと 思いました。

ところが 夜も深まってくると、追い風が止んだのです。雨も土砂降りと言う表現が ふさわしいほと降ってます。道路も場所によっては 深さ5cmくらいの水溜りも できました(フルマッドガードで 大助かりでした)。赤と黄色の「本場インドカレー」みたいな 看板が目に入りました。カレーが無性に食いたくなり、食っている間に 雨も弱まか止むかもと 思いました。

ロードバイクに2重にカギをかけて(1つは地球ロック)、お店に入りました。外国人がやってます、夜でしたので、空いています。テーブルの席(椅子布製)に座れと言われましたが、濡れているのでと言って カウンターのビニール椅子に座りました。

お奨めは何かと聞いたら、2つの味を味わえるスペシャルを 奨められました。それに決めたら、どの味にするか 決めないとダメなのです(疲れていたので正直面倒でした(笑)。どれがお奨めか聞いて 奨められたのにしました。食後のドリンクもあり、さっきのPCで ホット・コーヒーを飲んだので、ここでは マンゴージュースにしました。勿論 ごはんではなく「ナン」(パンみたいなやつ)です。

全員外国人のコックやウエイターでしたが、色が白い(日本人よりは多少黒い)のです。インド人なら 黒いはずなのですが。不思議に思って聞くと、ネパール人だと言われました。それなら 納得です。

ちょっと待たされましたが、出てきたカレーは お腹もすいてましたし美味しかったです。かなり 大きなナンで 最初は食べきれるかどうか 少し不安でしたが、流石ブルベ中です 全部ナンなく食べられました。

最後にマンゴージュースが出てきたのですが、果物のマンゴーを絞ったもの等ではなく マンゴー味のするただの甘いジュースでした(期待はずれ)。支払いの時に 感想を聞かれたので「美味しかったですよ」と 答えました(笑)。

雨は強くなってました。テンション 落ちまくりです。ここから ゴールまで、途中から 往路と同じ道を通るのですが、非常に長く感じました(昨日の朝は元気だったなあ~)。GPSの表示がおかしくて 道を間違っているのでは?と 疑心暗鬼になったり。GPSの表示を 広範囲広げて、ゴールの江南を確認して 安心しました。

途中疲れもビークに達して リアバックも雨を吸って重くなった事もあり、急な対向車を避けようとして バランスを崩し、ガードレール下に 突っ込みました。幸いブレーキが利いて 大した打ち身もなく 軽い擦り傷だけでしたが、以後十分注意しようと思いました。

それからゴールまであと10-20kmほどの地点で、我慢できずに コンビニで売っているラーメンを 買って食べました。塩分不足だったのでしょう、塩味がとても 美味しかったです。

ゴールすると 5時間程も遅れているので、当然だれもいません。車も私の他に 一台だけ止まっているだけです、寂しいものですね。荷台に毛布を敷いて 濡れたロードバイクを 押し込み固定します。やはり 時間内完走するのと、DNFでは 同じ完走でも全然充実感が違いますね。

すういとぴあ江南の 車椅子トイレに入って(明け方なんで 許してくださいませ。人が入りそうな時間帯だったら 普通のトイレ個室に入ります)、濡れたタオルで 体を拭いて、着替えました。拭くだけですが とても気持ちのいいものです。眠気は あまり感じませんでしたので、そのまま 帰りました。途中 眠くなったら、何度か仮眠しました。

30回以上ブルベを走ってますが、DNF(棄権)したのは600kmばかり2回。それも 獲得標高が多かったり、今回のように非常な激坂を通ったりです。坂に弱いので そんなブルベは 苦手ですね。

今回のブルベの反省点は その1に書いてます。

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 4

その3の続きです。

最後のPC(チェック・ポイント)まで 平均時速20kmくらいで、走らないと計算上 間に合いません。この逆強風と 鈴鹿の急坂を登らないとダメです。下りで 時間を稼げるとはいえ、かなり困難な感じです。

とは言え できるだけ頑張ってみようと、走り続けました。そうしたら、緩い登坂に入ったあたりで、雨がポタつき始めたのです。最初は小雨程度だったので 我慢して走り続けましたが、結構な降りになってきました。

(事前の走行予定では この頃(35時間ごろ)はもう ゴール近くの筈でした。捕らぬ狸の皮算用です(笑)

ルートを少し外れて 空いている車庫に雨宿りさせてもらって、カッパを着るなどの雨用意をしました。この時点で かなりDNF(Do Not Finish 棄権)の可能性が 高いなと覚悟しました。リアバックにも ビニール袋をかけて 雨水が入らないようにしました。

かなりテンションが下がってますが、走り始めました。しばらく走っていると リアバックのビニール袋が 風で外れるのです。やはり 専用の雨カバーでないと ダメなようです。まあ 濡れては困るものは バック内でレジ袋等に入れてあるので、安心ですが。何度かビニール袋を はめ直しましたが、最後には あきらめました。

(雨水をたっぷり吸って ゴールした頃には かなりの重量になってました・・・。次回までに きちんと完全防水バックを買おうと心に誓いました)

黙々と急坂を登っていきます。途中 ダムがあり、一時的に下りになるのです。「やった~ これで登りも終わりか~!」と ぬか喜びしました。距離を見ると 峠はまだまだ先でした。また急坂が始まり、雨も強くなってきました。めげて 途中で木の下で雨宿りしながら、アンパン等の食料を食べ10-15分くらい休みました。この時点で 時間内完走は あきらめました

ようやく峠を越えたました。雨はかなり小雨になってましたが、路面が濡れている上に 濃い霧でした。本来なら スピードを出して下るのですが、見通しも効かず 雨でブレーキの効きも悪く 怖くてできません。ここで 転倒して大けがでもしたら 大変です。スピードを落として 安全第一で 下りました。

(本来は絶景の場所(鈴鹿スカイライン)らしいですが、濃い霧で 何も見えませんでした・・・(涙)

最後のPCに着きましたが、制限時価を2時間ほどオーバーしています。ここで DNFの電話を スタッフに入れました。どうされますかと 聞かれたので、(あと70kmほどで ほぼ平坦なので)自走しますと答えました。長い下りで休めたので 脚も回復してますし。

その5に続く。

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 3

その2の続きです。

1時間ほどウトウトして(熟睡してません) 起きだして サイクリングの準備をしていると、一緒に仮眠していた方も 起きて準備を始めました。どこかで 見たことがあるような人でした。

「三浦さん?」と 声をかけられました。

なんとあの自転車&ブルベ達人のK氏だったのです(笑)。流石にK氏は速くて 5時間も寝たそうです。写真は K氏に撮ってもらった写真です。(朝で冷えるので レインウェアを着てます)

兵庫県篠山市をサイクリング中

兵庫県篠山市をサイクリング中

暫く一緒に走ったのですが、K氏の方が速いので 「先に行きます!」と、あっと言う間に 見えなくなりました。

PC5(チェックポイント)のコンビニに着くと、K氏が朝食を食べてます。驚いたのは ラーメンやスパゲティ等 3人前も食べているのです、すごい食欲です。私はスパゲティ1人前を食べました。ちょっともの足りませんでしたが、途中でまた補給すれば いいと思いました。2人前はちょっと無理な感じがしました。
(あのハイパワーは この食欲から来ているのですね)

ここから K氏がまた先行したのですが、途中の登り坂でなぜか追いつきました。この時 私は大きな勘違いをしているのを K氏に指摘されました。滋賀県から三重県に出るのに国道421号線(BRM423 400km NAGOYA RC名古屋で走行経験済み)を 通るのだとばっかりイメージしていたのです。それよりも 越えるのが大変な鈴鹿スカイラインの峠(国道477号線)を 越えないとダメだったのです。

K氏はサルサに間に合わないのか、DNF(Do Not Finish 棄権)して ここから道をそれて、京都市方面に行くことになりました。(輪行して戻ったようです)

再び百井峠等を越えます。傾斜が急な部分は ほとんど押して上がりました。まだ 滋賀と三重の県境 鈴鹿峠を越えないとダメなので、体力温存を優先しました。下りも急傾斜と道が荒れているので、ほとんどスピードが出せません。
(通常は下りで、登りの遅かった分を 挽回できるのですが・・・)

百井峠

百井峠

琵琶湖西岸のPC6に着きました、貯金は30分ほどです。レストラン等で定食食べている時間は ありません。このコンビニで 煮魚弁当を食べ 飲むヨーグルトも飲みました。時間がなかったのですが、ここできちんと補給しないと 後が続かないと思いました。

出発する頃は ほぼ貯金0になりましたが、ここから 鈴鹿の登りまでは ほぼ平坦で、貯金できると思いました。ところが 琵琶湖東岸に入ると かなりきつい向かい風なのです。平坦なのに 普通にごぐと時速15-17kmほどしか出ません。信号等で止まることを考えると、これでは貯金どころでは ありません。

一生懸命にごぐと 時速20-23kmほどは出ますが、そうすると 今度は鈴鹿の峠を登る時に 脚が残ってない可能性が高いです。ジレンマでした 疲れもピークに達していて、風が弱まらないかの期待もあって 一度は芝生の上で、二度目はコンビニで10-15分程度休息をとりました。ですが、風は無常にも 弱まりませんでした。

その4に続く。