BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 4

その3の続きです。

最後のPC(チェック・ポイント)まで 平均時速20kmくらいで、走らないと計算上 間に合いません。この逆強風と 鈴鹿の急坂を登らないとダメです。下りで 時間を稼げるとはいえ、かなり困難な感じです。

とは言え できるだけ頑張ってみようと、走り続けました。そうしたら、緩い登坂に入ったあたりで、雨がポタつき始めたのです。最初は小雨程度だったので 我慢して走り続けましたが、結構な降りになってきました。

(事前の走行予定では この頃(35時間ごろ)はもう ゴール近くの筈でした。捕らぬ狸の皮算用です(笑)

ルートを少し外れて 空いている車庫に雨宿りさせてもらって、カッパを着るなどの雨用意をしました。この時点で かなりDNF(Do Not Finish 棄権)の可能性が 高いなと覚悟しました。リアバックにも ビニール袋をかけて 雨水が入らないようにしました。

かなりテンションが下がってますが、走り始めました。しばらく走っていると リアバックのビニール袋が 風で外れるのです。やはり 専用の雨カバーでないと ダメなようです。まあ 濡れては困るものは バック内でレジ袋等に入れてあるので、安心ですが。何度かビニール袋を はめ直しましたが、最後には あきらめました。

(雨水をたっぷり吸って ゴールした頃には かなりの重量になってました・・・。次回までに きちんと完全防水バックを買おうと心に誓いました)

黙々と急坂を登っていきます。途中 ダムがあり、一時的に下りになるのです。「やった~ これで登りも終わりか~!」と ぬか喜びしました。距離を見ると 峠はまだまだ先でした。また急坂が始まり、雨も強くなってきました。めげて 途中で木の下で雨宿りしながら、アンパン等の食料を食べ10-15分くらい休みました。この時点で 時間内完走は あきらめました

ようやく峠を越えたました。雨はかなり小雨になってましたが、路面が濡れている上に 濃い霧でした。本来なら スピードを出して下るのですが、見通しも効かず 雨でブレーキの効きも悪く 怖くてできません。ここで 転倒して大けがでもしたら 大変です。スピードを落として 安全第一で 下りました。

(本来は絶景の場所(鈴鹿スカイライン)らしいですが、濃い霧で 何も見えませんでした・・・(涙)

最後のPCに着きましたが、制限時価を2時間ほどオーバーしています。ここで DNFの電話を スタッフに入れました。どうされますかと 聞かれたので、(あと70kmほどで ほぼ平坦なので)自走しますと答えました。長い下りで休めたので 脚も回復してますし。

その5に続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください