その2の続きです。
1時間ほどウトウトして(熟睡してません) 起きだして サイクリングの準備をしていると、一緒に仮眠していた方も 起きて準備を始めました。どこかで 見たことがあるような人でした。
「三浦さん?」と 声をかけられました。
なんとあの自転車&ブルベ達人のK氏だったのです(笑)。流石にK氏は速くて 5時間も寝たそうです。写真は K氏に撮ってもらった写真です。(朝で冷えるので レインウェアを着てます)
暫く一緒に走ったのですが、K氏の方が速いので 「先に行きます!」と、あっと言う間に 見えなくなりました。
PC5(チェックポイント)のコンビニに着くと、K氏が朝食を食べてます。驚いたのは ラーメンやスパゲティ等 3人前も食べているのです、すごい食欲です。私はスパゲティ1人前を食べました。ちょっともの足りませんでしたが、途中でまた補給すれば いいと思いました。2人前はちょっと無理な感じがしました。
(あのハイパワーは この食欲から来ているのですね)
ここから K氏がまた先行したのですが、途中の登り坂でなぜか追いつきました。この時 私は大きな勘違いをしているのを K氏に指摘されました。滋賀県から三重県に出るのに国道421号線(BRM423 400km NAGOYA RC名古屋で走行経験済み)を 通るのだとばっかりイメージしていたのです。それよりも 越えるのが大変な鈴鹿スカイラインの峠(国道477号線)を 越えないとダメだったのです。
K氏はサルサに間に合わないのか、DNF(Do Not Finish 棄権)して ここから道をそれて、京都市方面に行くことになりました。(輪行して戻ったようです)
再び百井峠等を越えます。傾斜が急な部分は ほとんど押して上がりました。まだ 滋賀と三重の県境 鈴鹿峠を越えないとダメなので、体力温存を優先しました。下りも急傾斜と道が荒れているので、ほとんどスピードが出せません。
(通常は下りで、登りの遅かった分を 挽回できるのですが・・・)
琵琶湖西岸のPC6に着きました、貯金は30分ほどです。レストラン等で定食食べている時間は ありません。このコンビニで 煮魚弁当を食べ 飲むヨーグルトも飲みました。時間がなかったのですが、ここできちんと補給しないと 後が続かないと思いました。
出発する頃は ほぼ貯金0になりましたが、ここから 鈴鹿の登りまでは ほぼ平坦で、貯金できると思いました。ところが 琵琶湖東岸に入ると かなりきつい向かい風なのです。平坦なのに 普通にごぐと時速15-17kmほどしか出ません。信号等で止まることを考えると、これでは貯金どころでは ありません。
一生懸命にごぐと 時速20-23kmほどは出ますが、そうすると 今度は鈴鹿の峠を登る時に 脚が残ってない可能性が高いです。ジレンマでした 疲れもピークに達していて、風が弱まらないかの期待もあって 一度は芝生の上で、二度目はコンビニで10-15分程度休息をとりました。ですが、風は無常にも 弱まりませんでした。
その4に続く。