日別アーカイブ: 2013年2月1日

ドル・コスト平均法

こんにちは! 布通販の生地屋店長です。

ドル・コスト平均法とは、一定額で投資信託などを 毎月購入していく方法です。例えば 毎月1万円投資信託を買うとします。

投資信託の単価が1万円の時は 1つしか買えません。5千円に値下がりすると2つ買えます。高いときには 少ししか買えず、安いときには多く買えます。その時の平均購入コストは、
2万円/3=6,667円

各1つずつ買うとすると、平均購入コストは、
1.5万円/2=7,500円

と ドル・コスト平均法の方が 購入単価が安くなる確率が高くなります(安いときに沢山買うので当然ですが)。数年以上の長期の投資に向いた購入方法です。勿論万能ではなく

  • 下がり続ける場合は 損がどんどん膨らみます。
  • 上がり続ける場合は 最初にどんと買った方が 利益が大きくなります。

ただ 給料天引きや 預金口座から強制的に引き落とされるような 投資信託購入システムが多く、最近は毎月千円単位から始められます。
給料天引きは 大変有効な蓄財手段です。一般に収入の7~15%程度なら それほど生活水準を落とさずに 生活できると言われます。10年後20年後には 大きな差になってきます)

人間は弱いもので 高いときはまだまだ上がると思って 売れず、大きく相場が下がると 怖くなって叩き売ってしまう人が 多いそうです。10年とか20年の長いスパンで見ると 相場で損をする人の方が 多いそうです。

いちいち 投資信託の相場を見ている暇のない 仕事を持っている私のような人間向きです。リーマンショックの数年前から やってまして、リーマンショックでは かなり下がって落ち込みましたが、続けて来ました。

(この時に 下がったショックで 止めてしまった人も多く、その方たちは 損をかかえたままだと思います。下がった時に購入してないからです)

ちょっと前までの円高で また損が膨らみましたが(全部外貨建ての投資信託)、ひるまずに続けてきたので 昨今の円安でプラスになってます。長期投資に向いた投資法です。自動的に購入されるので 相場の上がり下がりに 一喜一憂する事なく購入できます(笑)。

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株式会社の起源

こんにちは! 布通販の生地屋店長です。

天気予報や天気図のなかった時代、船の航海は 大変危険でした。「ベニスの商人」の話のように 持ち船が遭難でもしようものなら 大損で、破産する悲劇も数多くあったのでしょう。

それで 一隻の船の経費を 複数の人で出し合ったり(有限責任)、一隻以上の経費を 出せるような大金持ちの人でも それを複数の船に分散投資(危険分散)するようになりました。
(こうすれば 例えば10隻の船の内 一隻が遭難しても、それに投資した分 損をするだけで済みます。残りの船の利益で損をカバーできます)

1回の航海が終わると 出資額に応じて 利益を配分して終わりでした。それを 継続的に行おうとしたのが 株式会社の始まりです。1600年(日本では 関が原の合戦の年)に設立された有名な「イギリス東インド会社」が 株式会社の始まりの一つです。

(ただ 1602年に設立された オランダ東インド会社も同様ですが、これらの会社は アジア地域の外交権や 植民地の徴税権等まで認可された 特権会社ですが)

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