こんにちは! 布通販の生地屋店長です。
天気予報や天気図のなかった時代、船の航海は 大変危険でした。「ベニスの商人」の話のように 持ち船が遭難でもしようものなら 大損で、破産する悲劇も数多くあったのでしょう。
それで 一隻の船の経費を 複数の人で出し合ったり(有限責任)、一隻以上の経費を 出せるような大金持ちの人でも それを複数の船に分散投資(危険分散)するようになりました。
(こうすれば 例えば10隻の船の内 一隻が遭難しても、それに投資した分 損をするだけで済みます。残りの船の利益で損をカバーできます)
1回の航海が終わると 出資額に応じて 利益を配分して終わりでした。それを 継続的に行おうとしたのが 株式会社の始まりです。1600年(日本では 関が原の合戦の年)に設立された有名な「イギリス東インド会社」が 株式会社の始まりの一つです。
(ただ 1602年に設立された オランダ東インド会社も同様ですが、これらの会社は アジア地域の外交権や 植民地の徴税権等まで認可された 特権会社ですが)
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