金融リテラシー」カテゴリーアーカイブ

金融リテラシーや投資について

確定拠出年金を ぜひ利用しましょう!

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

副題が とっても刺激的で 「金融機関がぜったいに教えたくない」です。「投資信託にだまされるな!」を書いた 竹川美奈子さんが、確定拠出年金(DC)について わかりやすく詳しく具体的(お奨めの金融機関等や申し込み方も書いてあります)に 書かれた本です。

(確定拠出年金は 日本版401Kと 言われるものです。これを売っても 金融機関は あまり儲からないので、紹介もしません。対象者が3,600万人くらいいると考えられるのに、わずかに14万人弱(0.4%弱)の人しか 利用してません。国も 税収が減るし、ノーリスクではない(元本を割る可能性のある 投資信託が商品に含まれている)ので 積極的にピーアールしません。

前書の「投資信託にだまされるな!」も 読みましたが、とっても参考になりました。実践して 少しずつインデックス・ファンド等に乗り換えてます)

年利15%でふやす資産運用術

年利15%でふやす資産運用術

年利15%でふやす資産運用術

前回の「投資信託にだまされるな!」も そうでしたが、一部の良心的な金融機関は 別にして、そうでない金融機関にとっては とっても耳の痛い内容ではないでしょうか?

だれかが ブログか書評に書いていたと思いますが、題名だけ見ると 怪しげな内容の本に見えます。(題名で 損してますね) 書店で立ち読みして 大変良かったので、その場で購入しました。

確定拠出年金に拠出した全額(確定拠出年金の制度のない会社の厚生年金加入者は 月額上限額23千円、個人事業主などの国民年金加入者は 月額上限額68千円)が 所得から控除されます。
(生命保険とか変額個人年金保険等は、全額でなく上限の決まった金額だけ 控除されるだけです)

(確定拠出年金は 60歳から給付が可能です。5年以上の納付期間が必要で 65歳まで延長できます)

年利15%は 課税所得300万円くらいの人が、所得税10% 住民税5%で 合計15%が、確定申告や年末調整(会社に書類を提出する必要あり)で 還付されます。あわせて15%と言うわけです。

(その年に 支払った(拠出)した分だけです。2年目以降は その運用益次第です(定期預金や年金保険のように 元本保証型もありますが、それ以外はマイナスになる事もあります)。運用益が出ても 課税されません。今年中は特例で所得税10%ですが、来年から20%に引き上げられます)

1日で読んで、早速この本で奨めていた「スルガ銀行」と「SBI証券」に資料請求しました。
(毎月の維持手数料(年間合計6~8千円くらい。確定拠出年金の残高が50万円以上になると 無料になる機関も)がかかります。これが 50万円未満でも安くて 50万円以上で無料になるのが、スルガ銀行とSBI証券でした)

(ちょっとショックだったのが、金融機関が 個人年金向けに売っている「変額個人年金保険」や「定額個人年金保険」等は、実はリスクが大きく 販売や運営手数料が 高いものが多いと言う事です。

銀行や証券会社 良心的でないFP(フィナンシャル・プランナー)に 相談に行くのは、鴨がネギをしょって 行くようなものですね。銀行や証券会社のお奨めにしたがって 購入して、後悔したと言う経験は 私もしましたし(高い授業料を払いました(涙)、よく聞く話です)

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国内ETF 買ってみます

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

前回 フリーETF(販売手数料のかからない 上場投資信託)を買った事は 書きました。海外ETFは

  • 円をドルに交換(通常 $1に25銭かかります。銀行の外貨預金では $1に1円かかりますが。SBI証券FXαを使うと $1に1銭でできるらしいです)する必要がある
    .
  • 海外株式売買なので、最低手数料が $26程度と高い(100万円程度以上 買わないと、手数料倒れになる。マネックス証券では$5.25と 安いです。ただ 通貨交換手数料が$1に20銭かかります)
  • 配当や売買益は 確定申告で申告する必要がある(二重課税の問題もあるらしいですが)

と 少々ハードルが高いので、販売手数料のかかる国内ETFを買ってみることにしました。株式の売買手数料と同じで、10万円くらいまでなら ネット証券で100~200円の手数料で 買えます。候補は下記です。
(有人の窓口だと 安くなったとは言え、株式売買手数料は数パーセントも 取られますから高いですね。でも 有人だとコストがかかるので 仕方ありませんが)

これらの国内ETFは 基準価格と市場価格の乖離も少なくなっており、高値掴みの心配も なさそうです。

資産規模が小さい(2013年8月時点で約27億円)ので、購入を見送っていた 下記フリーETF、将来性に期待して こちらも試しに購入してみる事にしました。

MAXIS海外株式(1550)  運用報酬:0.263% 資産規模:27億円 為替ヘッジなし アセットクラス:世界株式

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投資信託(と株式)の雑誌を見て 驚きました!

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

尊敬する梅屋敷商店街のランダムウォーカーさんの 記事が雑誌に出ていると言うので、書店に行って見てきました。買おうかと思ったのですが、ランダムウォーカーさんの記事は 半ページほどですし、ランダムウォーカーさんの記事以外の 投資信託関係の記事が、ちょうちん記事が多いので 止めました。

(株式売買の記事が 大半でしたし。株式の売買は 勉強・研究して やっている時間がありませんし、専門家でも なかなか予測が当たらないのに、私のような素人がやっても 当たる筈がありません)

10年以上保有していて 含み損をかかえている某ブラジル株式ファンド(運用報酬1.995% 販売手数料3.15% 為替ヘッジなし)を 中位くらいの順位で 奨めてました。過去半年くらいの 運用成績が良かったようです。

(すごく運用成績が 良かった時代もあったのですが・・・。ブラジル通貨の下落と 経済の停滞で、私の保有分は 含み損をかかえています。半年とか一年の短期売買には いいのかも知れませんが・・・。サッカーのワールドカップが来年開かれるので 大化けするかも知れませんが(私のかすかな希望です(笑)、現地では生活が苦しいので、ワールドカップより もっと他の事へ予算を使えと 抗議行動が広がっているとか)

まあ パソコンや自転車関係の雑誌もそうなんですが、広告を出してもらったり 取材に協力(新製品の試用等も)してもらってたりするので、ちょうちん記事しか書けないのでしょうね!

勿論役に立つ記事も書いてあるので、一概には言えませんが 総じてちょうちん記事の割合が 高くなります。自分で判断して 取捨選択する必要があります。

アクティブ・ファンド(投資信託の種類)と インデックス・ファンドを中心とするパッシブ・ファンド(アクティブ・ファンドの反対の投資信託の種類)の比較でも、だいたい6:4か アクティブ・ファンドをより奨める記事が多いです。ですが、単行本の数になると 福井市の大手書店では 2:8くらいの比率で インデックス・ファンドを奨めるものが 多いです。

(広告等 関係がないので。発行される単行本の数で ある程度世間の関心や趨勢 人気の度合いが わかります)

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やっとコモディテイファンド(投資信託の1種) 処分できました

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

何ヶ月も前から 処分したいと思っていた某コモディテイファンド、最近の円安の影響か 少し値上がりしたので 本日処分しました。(最終的な処分値は 明日にならないと わかりません)

処分したかった理由は 下記です。(前にも紹介しましたが)
コモディテイファンドをお勧めできない4つの理由
インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由

リーマンショック前から積立を始めた アクティブ・ファンド(投資信託)で、買ってはいけない投資信託でした。(その時は 納得して買いましたが。5年以上積立を続けて やっとわかりました)
運用報酬:1.874% 販売手数料:3.15% 為替ヘッジなし

リーマンショックで大穴が開いた後も 無理してずっと積立を続けていたにもかかわらず(安値で買えてた筈です)、ほんの少ししか利益が出ませんでした(販売手数料の3.15%は考慮せず。コモディテイファンドで 高い利益率を上げた人は あまりいないようです)。

同じくリーマンショック前から積立を始めた 日本以外のバリュー株に投資すると言う(アクティブ・ファンド) やはり買ってはいけない投資信託で 同時に処分しました。
運用報酬:1.89% 販売手数料:3.15% 為替ヘッジなし

こちらは(リーマンショックで大穴が開いた後も 積立を続けていたので)、かなり利益がでました(販売手数料の3.15%は考慮せず)。積立を続けて来た成功例です。(処分するつもりだったので、ここ4ヶ月ほどは 積み立てを止めてました)

(両方とも 運用報酬は2%近いですが、それ以外にも運用会社にもろもろ経費(株式売買手数料等)がかかっている筈で 合計で2%前後の運用費用になっていたと思います。2%で5年(リーマンショックは2008年9月)複利で回すと 10%以上(1.02の5乗)の利益になります。運用費用が低ければ それを差し引いた残りも購入者の利益に なった筈です)

これらで 勝間和代さんのお奨めにしたがって、販売手数料がかからない(ノーロード) もっと運用報酬の低い(0.2~0.8%程度) 投資信託に乗り換えるか ETF(上場投資信託)を買います。

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バブルの頃に買った某株式 やっと買値を少し越えました

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

バブルの頃(20年くらい前?)に 浮かれて買った某株式。バブルがはじけて 大きく値下がりし、1回ナンピン買いして 平均購買価格を下げたのですが、その後 また大きく下げました(涙)。

昨日 ほんの少し利益が出るまでに 上がったので、たった2千株(売買単位千株)ですが、全部売却。その間の利息を考えたら 大きな損でしたね。気分的には とっても楽になりましたが(笑)

(1%の利息で複利20年で 22%(1.01の20乗)増えます。2%だと48.6%(1.02の20乗)も。10万円が14.86万円になるわけです。まあ 株式の配当はもらってましたが、買値から考えると0.1%(年利換算)も もらってないので。本当は 物価上昇率も考慮しないと ダメなんですが。デフレだったから 物価は下がってるのかな?)

あの頃は 同じような年頃の友人達も、結構株式やってました。今のようにインターネットが発達してなかったので、会社四季報を買ったり(私も買いました(笑)、日経新聞の日曜版(株式の週間の高値・安値が載ってました。その頃は土曜版ではなく 日曜版でした)を ファイルしている奴もいたなあ~。私同様 バブルがはじけて 大損したと思いますが・・・。みんな どうしたのかなあ~。私みたいに超長期塩漬けなのかなあ~?

(うまく売り抜けたって 話はほとんど聞きませんでしたから。某コンサルタントの先生は、はじける数ヶ月前に 全部売り抜けたって 自慢してましたが)

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グロソブ(グローバル・ソリブン・オープン)について

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

かつては5兆円以上も集めていた(=資産)、おばけファンド(=投資信託)の グローバル・ソリブン・オープン(毎月決算型)(通称グロソブ)です。

グローバル・ソリブン・オープン(グロソブ)

グローバル・ソリブン・オープン(グロソブ)

ですが、主に下記のような理由で どんどん解約され、今では約1兆4千億円まで 資産が大きく減っています。(それでも 2番目の投資信託の約倍近い資産規模です)

  • 毎月決算は毎月税金を差し引かれるので 長期の複利運用には不利
  • 債券型なのに 運用報酬が約1.3125%と高め
  • 先進国の金利下落と円高で 運用成績が悪化した

販売手数料は 有人窓口で買うと1.575%(ネットだと 手数料なし(ノーロード)のところも多いです)と そんなに高くないのですが(3.15%と言う べらぼうなものも結構あります)、運用報酬から 決められた割合の額が 毎年毎年販売会社にも支払われ続けるのです。

(下記目論見書(説明書)P13の真ん中あたりに、100億円以下の場合は 販売会社に0.3765%のマージンが毎年支払われるようになってます。8,000億円以上売ると0.9975%も(運用報酬1.3125%の実に76%も)毎年支払われます。
グローバル・ソリブン・オープン(毎月決算型)の投資目論見書 )

だから 販売会社が窓口や営業で 一生懸命に奨めたので、爆発的に売れたのですね! 株式型投資信託よりも 比較的安全な債券型投資信託ですし、先進国の格付けの高い比較的安全な債券にしか 投資しないと言うのも、購入者のニーズにマッチしたのでしょう。

当初は 元本は保証されていて、それとは別に毎月一定額の 配当があると勘違いして 購入された方もおられたようです(退職金など まとまった金額で一括で 買われた方も多かったようです)。ですが、運用成績がふるわなければ 元本を取り崩して配当してます。このブログを書いている前の期でも 配当35円の半分(18円)くらいは 元本を取り崩して配当しているようです。だから 基準価格もその分だけ どんどん下落し続けてます。

(下記運用報告書のP11の下に 当期の収益17円と 元本取り崩し(今までの儲けも含む)で18円、計35円配当するとかかれてます。
グローバル・ソリブン・オープン(毎月決算型)の運用報告書 )

資産規模が大きくなって、運用コストが下がったら 運用報酬も下げる米国のバンガード等と違って、運用報酬を下げる意志もなかったようです。2008年に 当時の山内一三 取締役副社長が下記のように言ってました。

”これだけ売れて儲かっているのだから、信託報酬(注:運用報酬に同じ)は下がらないのかと 聞いたら、

「今すぐにどうするといった検討はしていない。現在、保有者は150万人ぐらい。年間4000回ぐらいセミナーをやっているが、それでも動員できるお客さんは年間4万~5万人程度にすぎず、もっと情報提供に労力とコストを注ぐ必要がある。投信は売りっぱなしの商品ではなく、アフターサービスも大事だ。」

しかし、同社に入る信託報酬は年間で数百億円にものぼるはずです。アフターサービスに何十億円、何百億円もかかるものでしょうか?できればぜひその辺をさらに突っ込んで聞いてみてほしかった。”

このあたりも、解約が多くなる理由の1つかと 思います。保有している人の利益の事を あまり考えていないような。

(大変残念ながら、バンガードの投資信託は日本では直接買えません。間接になら買えます、私も積み立てで買ってます。ただ 低いとは言え運用報酬等は2重にかかっています。バンガードのETF(上場投資信託)なら 海外ETF(外国ETF)になりますが買えます。まだ国内では 上場されてませんが、バンガードはこれからは ETFに力を入れていくと言ってるので、国内で上場される日も近いかも知れません)

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こんな投資信託は 買ってはダメです!

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

数日前から 日経新聞の一面広告に 日を変えて、複数の大手証券会社の投資信託の広告が載ってました。全部アクティブ・ファンド(ファンド=投資信託)で、販売手数料3.15% 運用報酬1~2%と言う ひどいものでした。私は両親に

「間違っても、こんな投資信託は 買ってはダメです!」

と 言いました。日経の一面広告って 全国版で一千万円くらいの広告費がかかると 聞いた事があります(勿論 大手証券会社でしたら、数え切れないほど広告を 出しているでしょうから もっと安く出せるでしょうが。でも そんなお金があったら、投資信託を買った人に還元して欲しいものです)。きっと 投資信託の事をよく知らない ど素人 の個人(10数年前の私です)に売りる付けるのでしょうね。いまだに こんな焼畑農業的な(又は底引網漁的な) ひどい販売営業をしているのですね!

今なら 販売手数料のかからない(ノーロード) 運用報酬の低い(0.2~0.7%程度)投資信託が インデックス・ファンドを中心に 沢山あります。ただ 販売会社が そんなのを売っても あまり儲からないので、窓口(営業)で奨めないだけです。

米国の投資信託は 販売手数料も運用報酬も、少しずつ下がってます(投資信託運用会社の力が 相対的に強い)。反対に日本では 上がり傾向です(販売会社の力が 相対的に強い。運用会社は大手証券会社の子会社のケースが目立つ。目先を変えて どんどん販売し、また乗り換えさせて 販売手数料を稼いでいる)。

ですので、日本には 数多くの投資信託があります。エコとか 米国のベンチャー企業に投資するとか、その時の時流にあわせて 売りやすい投資信託を乱造しま す。だから 1つ1つの投資信託の規模が小さく 運用コストもなかなか下がりません(資産規模が小さくなり過ぎて 強制償還されたものも ありま す)。米国は そうではないので、1つ1つの投資信託の規模が大きいものが多く 運用コストも下げられます。

(勿論 アクティブ・ファンドの中にも、インデックス・ファンドを大きく上回る 運用成績を上げているものも ある一定数あります。ですが、10年とか20年の長期で見た場合 それが維持されてるものが本当に少ないのです。また 過去5年間が良かったから 今後もいいとは、必ずしも限りません。そんなリスクを 素人が取る必要なないのでは ないでしょうか?

日本の上場企業は 4千ないのに、市場規模のはるかに小さい投資信託数は 4千以上あります。いかに乱造されてるかが わかりますよね)

確実に売上が上がるのは 運用成績がどうであれ(買った人が大損しても)、一定の運用報酬のもらえる 運用会社と販売会社です(販売会社にも 販売手数料以外に運用報酬から決められた割合の報酬が 毎年支払われている投資信託もあります(例:グロソブ)。目論見書(説明書)に書いてありますし、書いてなければ 問い合わせればいいと思います)。本当に売る側(販売会社と運用会社等)に有利なしくみです。

また 投資信託の事がよくわからないとか 買った事がない人が、アクティブ・ファンドを勉強の為に小額買うのは いいと思います。販売窓口で いろいろ説明してくれますし、無料セミナーとかも 数多いです。私は そうやって勉強してきました。私にとって小額では なかったので、サブプライムローンの時は 大きな大きな痛手をこうむりましたが・・・。とっても高い授業料でした・・・。

それでも自動引落の積立(ドルコスト平均法)で 無理して愚直に 買い続けて(大きく下がったので 安く買えてました。平均購入単価が下がります)、損を取り戻すのに 2~3年くらいかかったような?(涙)

まあ 契約だから仕方がないのですが、こっちが大損している間も 運用会社は1%後半から2%前半の運用報酬を 毎年しっかり差し引いてました。

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ETF(上場投資信託)を買ってみました

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

カブ・ドットコム証券で フリーETF(販売手数料がかからない)が あったので、口座を開設して(2週間程度かかります) 買ってみました。

1)SPDR S&P500 ETF トラスト(1557) 運用報酬:約0.0945% 資産残高:約950億円(東証上場分)
http://kabu.com/item/etf/spdr_sp500.asp

S&P500は 米国の株式主要500銘柄に連動する指数で それに連動するETFです。アセット・クラスは米国株式になります。
1口から買えて 今日は16,150円で1口成約しました。

2)MAXISトピックス上場投信(1348) 運用報酬:約0.0819% 資産残高:約1,100億円
http://kabu.com/item/etf/maxis_topix.asp

東証のトピックスに連動するETFです。アセット・クラスは日本株式になります。
10口から買えて 今日は約11,700円(1口1,170円)程度で 売買されてました。(今日は買いませんでした。明日かあさって 買ってみようと思います)

フリーETF カブドットコム証券

フリーETF カブドットコム証券

売買は 株と同じで面倒です。投資信託のように、ほったらかしで 自動引落-自動買付けとやってくれるわけでは ありません。ですが運用報酬の低さは 大変魅力です(投資信託は低くても 約0.2-0.7%程度)。

指値売買ができるのも魅力です(投資信託は1日たたないと 売買単価がわからないし、単価が気に入らなくても 変更できない)。普段は 自動積み立ての投資信託を設定して積み立てて、S&P500やトピックスの指数が下がった時に、リ レーする(乗り換える)と いいと思いました。

販売単位も2万円程度までで、そんなに高くはありませんし。このくらいなら 投資信託を積み立てするより ちょっと多い程度です。

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バンガードの創業者ボーグルが書いた本です

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

運用報酬の安い インデックス・ファンドETFで有名なアメリカのバンガード社の創業者 ジョン・C ボーグル氏が 書いた本です。梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで紹介されてたので 読んでみました。

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

インデックス・ファンドの時代

インデックス・ファンドの時代

かなり前に書かれた本(2000年)で 500ページくらいあり、読むのが大変な本です。私は一応全部目を通しましたが、目次と前書き 各章や小見出しを見て、興味のあるところだけ 斜め読みされたらいいと思います。

要点は、下記のような事だと思います。

  • アクティブ・ファンド(積極運用の投資信託)の8割は、インデックス・ファンド(消極運用の投資信託)の成績(市場平均)に勝てない
  • 過去数年間 運用成績の良かったアクティブ・ファンドも、統計的に だんだんと市場平均以下の成績に 収れんしていく傾向がある(自分で買って 実際に身を持って5~6個体験し、一時は大赤字で泣いてます(涙)。別の1個は リーマンショック以外は成績が良かったようですが、今は下がってます)
    .
  • 規模が大きくなって 運用コストが低下しても、信託報酬の率を変えない
    (ファンド会社は 大儲けになるのに、ファンド購入者には 還元しない。バンガード社は コストが下がると運用報酬を引き下げている)
  • 運用報酬の1%とか コンマ数パーセントの違いが、5年とか10年後では 大きな違いになってくる
    (例えば100万円買って年1%で回すと 5年で約5万円 10年で約10万円の利益になるが、
    2%で回すと 5年で約11万円 10年で約22万円と 2倍以上の利益になる)
    .
  • 運用成績を上げようと リスクの高いものに手を出したり、頻繁な株式等の売買は 手数料や税金分だけ 確実に運用成績を悪化させる

(まだ世間では、毎月分配型の投資信託が一部人気のようですが、あれはリタイヤされて かなり経ち せいぜい後10~15年くらいしか余生がないと思われる方が 買われるものだと思います。毎月10%の税金(2014年からは20%)を引かれて分配されるので、長ければ長いほど 支払額はかなり減ってしまいます。
運用利益で分配金を まかなえないと、元本を減らして分配してます。
これを奨める証券会社の方がいらっしゃって、私も5年くらい前に買ってしまいました(涙)。が、5月くらいに円安で+-0になった時に 全部解約しました)

専門家に任せて 運用した方が、成績が良さそうなのですが、実際は専門家でも かなり失敗(ウォーレン・バフェットのような人は 別にして)し、運用報酬の1~2%が 運用成績を確実に悪化させます。

直感と反するようですが、

大部分のアクティブ・ファンドは 低運用報酬のインデックス・ファンド(市場平均)に勝てない

と 言うのは、この学会(業界)の定説のようです。私は 昨今の円安や株高を利用して 低運用報酬のノーロードのインデックス・ファンドや もっと信託報酬の安いETFに 少しずつ乗り換え中です。

(ウォーレン・バフェット氏も 「(自分のような者以外の)素人は 低運用報酬のインデックス・ファンドで、資産を運用するのが 一番良い」と 言っているそうです)

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国内ETFがカブドットコムで手数料無料で買えるようです

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

インデックス投資信託で ある程度金額が まとまったら、、ETF(Exchange Traded Fund)に乗り換えると いいと言う事を 昨日書きました。(リレー投資

カブドットコム証券のように 手数料なしで 小額から買えるもの(フリーETF)もありますが、資産規模が小さかったり(強制償還の恐れあり) 毎日の売買量が少なかったり(売りたい時に 売れない恐れ) 市場価格と基準価格の乖離が大きくなっている(高値で買うことになる) などの懸念がありました。

ですが、これは一年くらい前の話で、現在では 銘柄によっては 資産規模も大きくなり(50億円以上 本当は100億円以上が目安らしいですが、成長途中なので 仕方ないです。資金が流入していて 純資産が順調に増えていればOKとします) 毎日の売買量も増えて 乖離率もコンマ以下のパーセントになっていたりしてます。

フリーETFを使えば、最初から 数万円程度の小額で ETFを始めてみる事ができます。運用成績に 一番大きな影響を 与えると言われる、アセット・アロケーションに注意しながら、フリーETFから 始めてみようと 思いました。

早速 カブドットコム証券へ 口座開設申請を しなければ。(ネット上で 簡単に出来るようです。午前中に申請すれば 最短翌日には 売買可能になるらしいです。スピード時代ですね!)

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