こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。
投資信託の次は ETFがいいらしいと 前に書きました。
つい最近まで 積み立てて購入していた某「インド株式の投資信託」が、インド株式市場の低迷と インド通貨ルピーの下落で 大きな含み損を抱えています。セオリー通りなら 積立を続けて行くのですが(割安で買える為)、販売手数料3.15% 運用報酬2.1%と、買ってはいけない投資信託なのです。
(初年度は合わせて なんと5.25%も一気に 目減りします。5.25%の利率だったら 私が一年貸してあげたいくらいです!)
他に ノーロード(販売手数料なし)で買えて 運用報酬の低い投資信託(インデックス型もなし)がありません。
どうしようかなあ~と 思っていたら、良さそうなETFが 東証にあるではありませんか(インド株式のETF)。
- 上場インデックスファンド CNX Nifty先物(インド株 1549) 運用報酬:0.5575% 資産規模:約7億円
- NEXT FUNDS インド株(1678) 運用報酬:0.9975% 資産規模:約21億円
1.の方が 運用報酬は低いのですが、資産規模が小さすぎます(30億円以上が 目安らしいです)。2.を 少しずつ買って行こうと思いました。買う一歩手前まで行ったのですが、購入のパスワードを忘れて その日は買えませんでした(汗)。
念のためにいろいろ調べたら、2.はETFではなく ETNらしいのです。たった一字の違いですが、ETFは現物(株式等)の裏づけがあり ETF発行会社が破綻しても、投資家の資産は守られるらしいのです。それに対して ETNは現物の裏づけがなく (リンク債等の)発行体の破綻や財務状況の悪化で、ETNの価値がなくなる事もあるそうです。
(日本の会社でも 超優良会社だと思われていた会社が 突然破綻する事もありましたから。まして 外国の会社の状況なんて 益々わかりません。エンロンのように 超優良会社だと言われてた会社が、突然破綻する事もあります(確か エンロンの破綻で 巨額の損失をこうむった著名投資家が自殺したのでは なかったでしたっけ?)
以前は ETNと言う区分がなく、そのまま 東証にETFとして上場されてたのでしょうか? でも これは大きな問題ですよね。ETFだから安心だと思って 私のように購入する人も多いのではないでしょうか? ぜひ東証さんには 区分して上場して欲しいものです。
(追記:東証に注意喚起はありました。 リンク債型ETFの信用リスク )
インド株式投資の注意点
(同じく上場しているBRICs株の ETF(上海【証券コード:1309】、ロシア【1324】、ブラジル【1325】、南アフリカ【1323】)なども 全く同様のリスクを抱えている商品だそうです。もし 使うにしても、スポットで短期間にしておいた方が良さそうです)
他にも 農産物等のコモディテイや金等のETFにも、実はETNだったと 言うものがあるそうです。もし 買おうかと思ってらっしゃる方は 納得した上で 買ってくださいませ。
ETFとETNの違い
2.は 目論見書をよく読むと 確かに書いてあります。
NEXT FUNDS インド株(1678)の目論見書
(P2の”ファンドの特色”の ”主要投資対象”に
「指数連動有価証券、・・・・・・・を主要投資対象とします」
と 書かれてます。この「指数連動有価証券」が そうなんでしょうね。ちゃんと目論見書を読みなさいと言われますが、大変わかりにくい記述です)
インドは 外国人の株式保有制限がきついので、上記1.も 目論見書をよく読むと、「インド株式指数に連動を目指して ・・・・・(インドの短期公社債等)に投資する」なんて複雑な事が 書かれてます。とっても 購入意欲の萎えてしまうETFですね!
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