月別アーカイブ: 2016年8月

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 5

その4の続きです。

DNF(Do Not Finish  棄権)する前に、U氏がFacebookで 鈴鹿市(最後のPCのある市)からは 追い風になるから、頑張れと励ましてくれてました。その言葉通りに 追い風で、面白いほど進みました。この調子なら 2時間遅れを挽回して ゴールできるかもと 思いました。

ところが 夜も深まってくると、追い風が止んだのです。雨も土砂降りと言う表現が ふさわしいほと降ってます。道路も場所によっては 深さ5cmくらいの水溜りも できました(フルマッドガードで 大助かりでした)。赤と黄色の「本場インドカレー」みたいな 看板が目に入りました。カレーが無性に食いたくなり、食っている間に 雨も弱まか止むかもと 思いました。

ロードバイクに2重にカギをかけて(1つは地球ロック)、お店に入りました。外国人がやってます、夜でしたので、空いています。テーブルの席(椅子布製)に座れと言われましたが、濡れているのでと言って カウンターのビニール椅子に座りました。

お奨めは何かと聞いたら、2つの味を味わえるスペシャルを 奨められました。それに決めたら、どの味にするか 決めないとダメなのです(疲れていたので正直面倒でした(笑)。どれがお奨めか聞いて 奨められたのにしました。食後のドリンクもあり、さっきのPCで ホット・コーヒーを飲んだので、ここでは マンゴージュースにしました。勿論 ごはんではなく「ナン」(パンみたいなやつ)です。

全員外国人のコックやウエイターでしたが、色が白い(日本人よりは多少黒い)のです。インド人なら 黒いはずなのですが。不思議に思って聞くと、ネパール人だと言われました。それなら 納得です。

ちょっと待たされましたが、出てきたカレーは お腹もすいてましたし美味しかったです。かなり 大きなナンで 最初は食べきれるかどうか 少し不安でしたが、流石ブルベ中です 全部ナンなく食べられました。

最後にマンゴージュースが出てきたのですが、果物のマンゴーを絞ったもの等ではなく マンゴー味のするただの甘いジュースでした(期待はずれ)。支払いの時に 感想を聞かれたので「美味しかったですよ」と 答えました(笑)。

雨は強くなってました。テンション 落ちまくりです。ここから ゴールまで、途中から 往路と同じ道を通るのですが、非常に長く感じました(昨日の朝は元気だったなあ~)。GPSの表示がおかしくて 道を間違っているのでは?と 疑心暗鬼になったり。GPSの表示を 広範囲広げて、ゴールの江南を確認して 安心しました。

途中疲れもビークに達して リアバックも雨を吸って重くなった事もあり、急な対向車を避けようとして バランスを崩し、ガードレール下に 突っ込みました。幸いブレーキが利いて 大した打ち身もなく 軽い擦り傷だけでしたが、以後十分注意しようと思いました。

それからゴールまであと10-20kmほどの地点で、我慢できずに コンビニで売っているラーメンを 買って食べました。塩分不足だったのでしょう、塩味がとても 美味しかったです。

ゴールすると 5時間程も遅れているので、当然だれもいません。車も私の他に 一台だけ止まっているだけです、寂しいものですね。荷台に毛布を敷いて 濡れたロードバイクを 押し込み固定します。やはり 時間内完走するのと、DNFでは 同じ完走でも全然充実感が違いますね。

すういとぴあ江南の 車椅子トイレに入って(明け方なんで 許してくださいませ。人が入りそうな時間帯だったら 普通のトイレ個室に入ります)、濡れたタオルで 体を拭いて、着替えました。拭くだけですが とても気持ちのいいものです。眠気は あまり感じませんでしたので、そのまま 帰りました。途中 眠くなったら、何度か仮眠しました。

30回以上ブルベを走ってますが、DNF(棄権)したのは600kmばかり2回。それも 獲得標高が多かったり、今回のように非常な激坂を通ったりです。坂に弱いので そんなブルベは 苦手ですね。

今回のブルベの反省点は その1に書いてます。

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 4

その3の続きです。

最後のPC(チェック・ポイント)まで 平均時速20kmくらいで、走らないと計算上 間に合いません。この逆強風と 鈴鹿の急坂を登らないとダメです。下りで 時間を稼げるとはいえ、かなり困難な感じです。

とは言え できるだけ頑張ってみようと、走り続けました。そうしたら、緩い登坂に入ったあたりで、雨がポタつき始めたのです。最初は小雨程度だったので 我慢して走り続けましたが、結構な降りになってきました。

(事前の走行予定では この頃(35時間ごろ)はもう ゴール近くの筈でした。捕らぬ狸の皮算用です(笑)

ルートを少し外れて 空いている車庫に雨宿りさせてもらって、カッパを着るなどの雨用意をしました。この時点で かなりDNF(Do Not Finish 棄権)の可能性が 高いなと覚悟しました。リアバックにも ビニール袋をかけて 雨水が入らないようにしました。

かなりテンションが下がってますが、走り始めました。しばらく走っていると リアバックのビニール袋が 風で外れるのです。やはり 専用の雨カバーでないと ダメなようです。まあ 濡れては困るものは バック内でレジ袋等に入れてあるので、安心ですが。何度かビニール袋を はめ直しましたが、最後には あきらめました。

(雨水をたっぷり吸って ゴールした頃には かなりの重量になってました・・・。次回までに きちんと完全防水バックを買おうと心に誓いました)

黙々と急坂を登っていきます。途中 ダムがあり、一時的に下りになるのです。「やった~ これで登りも終わりか~!」と ぬか喜びしました。距離を見ると 峠はまだまだ先でした。また急坂が始まり、雨も強くなってきました。めげて 途中で木の下で雨宿りしながら、アンパン等の食料を食べ10-15分くらい休みました。この時点で 時間内完走は あきらめました

ようやく峠を越えたました。雨はかなり小雨になってましたが、路面が濡れている上に 濃い霧でした。本来なら スピードを出して下るのですが、見通しも効かず 雨でブレーキの効きも悪く 怖くてできません。ここで 転倒して大けがでもしたら 大変です。スピードを落として 安全第一で 下りました。

(本来は絶景の場所(鈴鹿スカイライン)らしいですが、濃い霧で 何も見えませんでした・・・(涙)

最後のPCに着きましたが、制限時価を2時間ほどオーバーしています。ここで DNFの電話を スタッフに入れました。どうされますかと 聞かれたので、(あと70kmほどで ほぼ平坦なので)自走しますと答えました。長い下りで休めたので 脚も回復してますし。

その5に続く。

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 3

その2の続きです。

1時間ほどウトウトして(熟睡してません) 起きだして サイクリングの準備をしていると、一緒に仮眠していた方も 起きて準備を始めました。どこかで 見たことがあるような人でした。

「三浦さん?」と 声をかけられました。

なんとあの自転車&ブルベ達人のK氏だったのです(笑)。流石にK氏は速くて 5時間も寝たそうです。写真は K氏に撮ってもらった写真です。(朝で冷えるので レインウェアを着てます)

兵庫県篠山市をサイクリング中

兵庫県篠山市をサイクリング中

暫く一緒に走ったのですが、K氏の方が速いので 「先に行きます!」と、あっと言う間に 見えなくなりました。

PC5(チェックポイント)のコンビニに着くと、K氏が朝食を食べてます。驚いたのは ラーメンやスパゲティ等 3人前も食べているのです、すごい食欲です。私はスパゲティ1人前を食べました。ちょっともの足りませんでしたが、途中でまた補給すれば いいと思いました。2人前はちょっと無理な感じがしました。
(あのハイパワーは この食欲から来ているのですね)

ここから K氏がまた先行したのですが、途中の登り坂でなぜか追いつきました。この時 私は大きな勘違いをしているのを K氏に指摘されました。滋賀県から三重県に出るのに国道421号線(BRM423 400km NAGOYA RC名古屋で走行経験済み)を 通るのだとばっかりイメージしていたのです。それよりも 越えるのが大変な鈴鹿スカイラインの峠(国道477号線)を 越えないとダメだったのです。

K氏はサルサに間に合わないのか、DNF(Do Not Finish 棄権)して ここから道をそれて、京都市方面に行くことになりました。(輪行して戻ったようです)

再び百井峠等を越えます。傾斜が急な部分は ほとんど押して上がりました。まだ 滋賀と三重の県境 鈴鹿峠を越えないとダメなので、体力温存を優先しました。下りも急傾斜と道が荒れているので、ほとんどスピードが出せません。
(通常は下りで、登りの遅かった分を 挽回できるのですが・・・)

百井峠

百井峠

琵琶湖西岸のPC6に着きました、貯金は30分ほどです。レストラン等で定食食べている時間は ありません。このコンビニで 煮魚弁当を食べ 飲むヨーグルトも飲みました。時間がなかったのですが、ここできちんと補給しないと 後が続かないと思いました。

出発する頃は ほぼ貯金0になりましたが、ここから 鈴鹿の登りまでは ほぼ平坦で、貯金できると思いました。ところが 琵琶湖東岸に入ると かなりきつい向かい風なのです。平坦なのに 普通にごぐと時速15-17kmほどしか出ません。信号等で止まることを考えると、これでは貯金どころでは ありません。

一生懸命にごぐと 時速20-23kmほどは出ますが、そうすると 今度は鈴鹿の峠を登る時に 脚が残ってない可能性が高いです。ジレンマでした 疲れもピークに達していて、風が弱まらないかの期待もあって 一度は芝生の上で、二度目はコンビニで10-15分程度休息をとりました。ですが、風は無常にも 弱まりませんでした。

その4に続く。

BRM611 600km AR中部 完走するも時間内にゴールできず! 2

その1の続きです。

寝不足だったのと暑さで 往路国道372号線の半ばあたりで、また脈拍が異常に上がる現象になりました。前回のように毎分220とかは なりませんでしたが、180くらいまで上がります。時速15kmくらいで ゆっくり走りますが、脈拍が上がります。正直しんどいです。

(時速15kmくらいでしか 走れなかったので、かなり時間をロスしたと 思います。ほぼ平坦なので 最低でも時速22km程度では 走れたはずですから)

意を決して 1時間ほど仮眠する事にしました。篠山あたりで東屋のある公園を見つけて 入ると、先に仮眠している方が いらっしゃいます。私が仮眠し始めて、暫くしたら 出発されたようでした。

ウトウトしていたら、1時間くらい経ちました。ほとんど熟睡してませんが、あまり長く寝ていると タイムオーバーになる可能性が あります。出発する事にしました。最初の5-10km程度は 様子をみながら、あまりスピードを上げませんでした。やはり これには寝るのが一番のようです。それから前回同様 ゴールするまで脈拍が異常に上がることは もうありませんでした。

全コースは 下記のようです。やっぱり600kmは 当然ですが長いですね(笑)。

2016BRM911 600kmブルベ

2016BRM911 600kmブルベ

途中でF氏に抜かれました。F氏は速いはずなのに おかしいなあって 思っていると、車との接触事故に会われたらしいのです。警察を呼んで 現場検証やら後処理に1-2時間 かかったとの事でした。ブルベをDNF(Do Not Finish 棄権)しようかとも考えられたそうですが、すり傷程度で ロードバイクも何ともなかったので、続ける事にしたそうです。流石 速いです、あっと言う間に見えなくなりました。

今回も前回の600kmブルベ(BRM521 NAGOYA600km)同様 ほとんど寝ない事にしてました。なので 姫路(真夜中に到着)の折り返しを過ぎて なか卯で食事した以外は、ほとんど休まずに進みます。ですが 流石に少し眠くなってきました。

屋根付きのバス停等あるのですが、先に寝ている人がいます。結局 前日仮眠した篠山の公園で 仮眠する事にしました。到着すると また前回のように先に 仮眠している人がいます(この方が意外な人だったのです)。時間もおしていたので 私は1時間だけ 仮眠する事にしました。

その3に続く。

7月は1,021km走りました~♪

ブルベが一つもなかった割には 暑さに負けずに頑張ったと思います。

下記の写真は、7/31に行われた センチュリーランです。101kmを一昨年のセンチュリーラン福井 ベストタイムより5分遅い 3時間42分で完走しました。昨年のセンチュリーラン福井が 3時間47分だったので、5分短縮ですが、自分としては3時間20分を 切りたかったです。

前日に ゆっくりですが、92kmも走ったのは 大失敗でした。疲れが残って 中盤失速してしまいました。

ゴール後 おにぎりと冷たいお茶をもらうのですが、60kmを完走したお茶目な女性ライダーの方が 目の前でおむすびコロリンをやってしまいました。2個もらうのですが、2個ともです。吹き出しそうになりましたが、こらえました。ちょっとかわいそうでした。

201607福井センチュリーラン

201607福井センチュリーラン

今年の走行距離[km] 2015年 2014年
621 552 565
740 644 627
920 769 916
1,259 1,268 887
1,694 1,649 1,404
924 1,024 1,233
1,021 724 738
921 1,049
1,682 1,538
10 1,129 580
11 651 547
12 980 310
総計 7,179 12,011 10,392

今年の総走行距離目標も 12,000km越えです!

みみっちい話ですが、来年も出るかどうか 迷ってます。参加費4,500円もかかります。勿論 この手の大会としては 格安だと思います。ですが 4,500円もかければ かなりのグルメが できます。