投資信託は「儲からない」のイメージを持たれている方も多いのですが、販売員の言う通りに 売買したら、その確率はとても高くなります。預け資産数百万円なんて 証券会社や銀行にとって その他大勢のお客です、大切にされません。
- 証券会社や銀行に、販売手数料と運用報酬の高いものを 売りつけられる。
. - 手数料稼ぎのために 頻繁に乗り換えを 奨められる。社会貢献とかSNS、環境に優しいとか その時ピークで 割高なものを売りつけられる可能性が 高い。ブームが過ぎたら 価格は下落し、後はほったらかし。
. - 販売ランキングが全然あてにならない。(販売会社の営業力ランキングになっている。お客にとって 有利なものが、上位に来ているとは限らない)
. - 毎月分配型と言う 長期投資に向かないものを 奨められる。(大概 販売手数料と運用報酬が高い。それぞれ 3-4%と1%程度高い。10年で13%以上確実に違う。不確定な運用利回りと違って これは確実)
. - 翌日にならないと 売買単価が決まらない。
. - ハイールド債(低格付け債、分散してますが 投資不適格又は投機的な債券なのに)や新興国通貨選択型等 高利回りをうたい しくみを複雑にして、リスクを見えにくくする 金融商品がある。
. - 運用報酬が高いのに 成績がふるわないものが 半分以上ある。
. - 分配金利回りランキングを競っていたのに、2012年までの5年間を見ると その金額の8割が元本払い戻し(=特別分配金 この名前も誤解し易い)だった。分配金=利息と 勘違いしている人も多い。
. - 分配金余力ランキングなんて、既に買った人には良くても これから買う人には その余力も含めた 高い基準価格で買う事になる。その分 タコ配の可能性が高くなると言うような、わかりにくい指標がもてはやされる。
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(分配金余力112ヶ月分なんて書かれると、買えば10年近く 元本とは別に、今の分配金がもらえるように錯覚する。分配金ランキングと同様)
. - 2.で説明したように その時旬の投資信託を、粗製・乱造するために、毎年20-30もの新しい投資信託が追加される。一部上場企業数は1,900くらいなのに、はるかに市場規模(時価総額)の小さい投資信託数は 4,000以上と言う異常な数。
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1つ1つの投資信託は 小粒にならざるを得ない(コスト高)ので、世界でも最も高い部類の 販売手数料と運用報酬になっている。
とにかく わかりにく世界です。販売手数料なしの運用報酬0.6%以下を 選べば あまり当たり外れは ないと思います。適切に選べば 良い投資物だと 思いますよ。
下記は 消費者目線にたった 投資信託やETF(上場投資信託)のランキングです。証券会社や投資雑誌の発表するランキングとは 全然違います。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014
(ちなみに 預け資産数千万円くらいで 通常の客、1億円以上で いいお客らしいです。不確かですが、そのくらい いりそうな気がします)