2016.01:追記
国内でETFを買う場合は 国内株式型のETFなら 出来高も大きくて、いつでも 売買できます。ですが それ以外は 出来高が少ないので、小額ならいいですが 高額ならお奨めできません。売りたい時に なかなか思うような値段で 売れません。
2015年にインデックス型投資信託の 価格破壊がおきて、運用報酬0.25%なんてのが 下記のように沢山出て来ました。将来はわかりませんが、現時点では 国内株式型以外なら ETFより そちらの方が いいと思います。
よく 「○百万円のお金があるのですが、お奨めの投資信託は?」とか 「定期預金の満期が来ました、投資信託を買おうと思ってます」と 言う質問があります。
たぶん銀行とお取引されていて、インデックス型のETF(上場投資信託)の取扱いがないので 説明されないのだと思います。または 販売手数料が株と同じで 安いので、証券会社も積極的に 紹介しないのだと。
アメリカでも日本でも どんどんETFの取扱い高が 増えているようで、これからの金融商品だと 思います。勿論 NISAでの買い付けも可能です。
メリットは、
- 販売手数料と運用報酬が安い(投資信託は販売手数料0のノーロードがありますので、それ以外と比べてです、株と同じ販売手数料。運用報酬は だいだい数分の一、海外のだと十分の一以下もある)
. - 指値売買できる(売り買いで儲けるのなら、翌日にならないと売買価格の決まらない投資信託より 便利です)
. - 蛸足分配(特別分配金=元本払い戻し)が 原則ない
デメリットは
- 毎月の積立設定ができない
. - 金額買い付けができない
. - 複利効果をねらって 分配金を自動再投資できず、自分でやる必要がある
. - 投資信託にあって ETFにないアセット(資産)クラスがある
. - 株と同じ売買手数料がかかるので、あまり小額では 手数料倒れになる
(限られた銘柄ですが 手数料無料のフリーETFも あります。最初は こちらで練習されても いいと思います。数万円と言う小額でも売買できますし、私は今でも売買してます)
. - まだ 歴史が浅いので、総資産や出来高の非常に少ないものもある(思うように売買できなかったり、早期償還の危険性大)
ただ 日本の場合 ちょっと特殊で、下記のような 価格変動の比較的大きなETFが 販売ランキングの上位を占めています。個人的には これらはお奨めしません。
Next Funds 日経レバレッジETF
Next Funds 日経ダブルインバースETF
投資信託の自動引落・積立で 資金が貯まったら、より運用報酬の安いETFへ(運用効率を上げるために) リレー投資する方法もあります。私も50-100万円くらい貯まったら、ETFへ リバランスも兼ねながら リレー投資してます。
言わずもがなですが 投資は自己責任でお願いします。