あくまでも いざと言う時に 当座必要と思われる50-100万円程度の定期預金と、それらを加算した 3-6ヶ月分くらいの生活費分くらいの 国債(変動10等)や国内債権型の投資信託やETF(以上 安全資産)が、あっての話ですが。
小規模企業共済も確定拠出年金(日本版401K)も、全額所得控除(生命保険等の上限の決まっている所得控除とは違います)なので、始めた年の所得税と 翌年からの住民税が 下がります。運用中の利益や もらうときの利益にも NISA同様課税されません。2度美味しい仕組みになってます。
小規模企業共済を利用できる 中小企業の役員や親族の方は、ぜひ利用すべきです。商工会議所へ 5千円(初回積立金)と 引落する銀行の通帳 印鑑等を持っていけば、その場で開設できます。毎月最高7万円まで 積立できます。
ただ20年以上積み立てないと 元本割れします。月5千円から できますので、なるべく早い開始を お奨めします。
確定拠出年金は 勤めている会社が、やっていればそれを。やってなければ 事業主の承諾があれば 個人型をやれます。(来年から 事業主の承諾がなくてもできる 個人型ができるとか? あやふやな情報です)
個人型なら 毎月最高2.3万円まで 積立できます。但し 原則60歳まで 引き出せません。(逆にこれが メリットにもなりますが)
これら利用できる枠を 全部使い切ってから、NISAを利用されれば いいと思います。NISAの年間100万円(2016年から年間120万円)までの枠も 全部使ってから、それでも 余裕があれば、積み立て型の投資信託やETF(上場投資信託)を やられればいいかと。
また アセット・アロケーション(資産配分)は 十分危険分散してくださいませ。全体配分を 十分考えられた上で、計画的に 積み立てられると いいと思います。
100-年齢くらいの%を リスク資産(上記の安全資産の反対。内外株式型や内外リート型等)に回すと いいと言われてます。40歳なら60%です。勿論 安全率を高めたければ この比率を下げればいいですが、期待リターンも下がります。
年齢が上がるほど、安全資産の比率を 高めるわけです。まあ 厳密にやらなくても 5-10年に一度 見直す程度で いいそうです。毎月の積立比率を変えるとか、利益確定して売って 他の資産を購入する時に やる程度でいいと、私は思います。