1)個別株は なぜかと言うと、NISAは利益に非課税ですが 損失に対しては 何の救済措置もありません。利益に課税しないかわりに 損失も知りませんよと言う、ある意味厳しい制度なんです。
上がれば 全然問題ないのですが、この世に必ず上がる株式なんて 存在しません(インサイダー等 不正な事をやれば別ですが)。
処分して損失が出ても、通常他に利益があれば それと相殺して、節税できます。また価格が戻る事もあるだろうと、塩漬けにする事もできます。ですが NISAは5年と言う期限があります。(法律が改正されて 無期限になれば可能)
5年後 その時の時価が、取得価格になります。そこで 損失が確定しますが、他の利益と当然相殺できません。
(同様の理由で、新興国一国へ投資する 投資信託やETFもお奨めできません。価格変動が大き過ぎます)
2)比較的安全と思われる債券等は 利率が低すぎます。たとえば100万円預けて 0.4%の利率だとすると、年4千円しか利息がつきません。これに本来かかるであろう20%強の税金 800円程度得するだけです。こんな小額を節税する為に 手間隙かけてNISAにするのですか?
なので どのNISAのお奨めを見ても、広く危険分散されたミドル・リスク ミドル・リターンの(債券型100%を除く)投資信託やETFをお奨めしてます。
(個別株で分散すればいいと言う方も いらっしゃるかも知れませんが、100万円程度だと せいぜい3-5社くらいにしか 分散できません。1社でも 大きく値下がりすれば、そこそこの損害になると思います。(救済措置無し)
キャ○ンのような超優良会社なら 絶対大丈夫と思われるかも知れませんが、私は絶対アンパイと言われた 東電で非常に痛い目に会いました。幸い全体の数%だったので、額自体(それでも とても痛かったです)は それほど全体に響きませんでした。
勿論他の利益と相殺して 20%強分は節税しました)