こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。
先日 鉄系高温超電導物質を合成した 細野秀雄教授の事は 書きました。超電導の報道で よく放映されるのが、下記動画のような 金属の物体が浮いた映像です。
私も最初は勘違いしていたのですが、超電導物質は あの浮いている物体(磁石)ではなく、下に置いてある物体(下の茶色の物体)なんです!
(動画は (公財)国際超電導産業技術センターさんより 借用してます)
超電導状態になると 「マイスナー効果」と「ピン止め効果」によって、磁石が (マイスナー効果によって)浮いて (ピン止め効果によって)安定しているのです。磁石のN極とS極が 反発しあうのと違って、あの位置に強く固定されてます。原理が 全然違うのです。
(詳しくは 右をクリックしてください。 超電導磁気浮上 )
超電導になると マイスナー効果やピン止め効果が 現れるので、わかりやすい映像として よく放映されるのだと思います。本来は 電気抵抗が0になったメーターなどを 映像にすればいいのですが、たぶんそれでは インパクトが低いので 上記のような映像が放映されるのでしょうね。
(ひょっとして カメラマンも よく理解してないのでは? そんな 失礼な事はないですよね)
リニアモーター・カーは このマイスナー効果とピン止め効果で、浮いているのではないそうです。詳しくは 下記をクリックしてみてくださいませ。
Q.なぜ浮いて走るの? なぜ傾いても脱線しないの?
ご感想や ご意見 質問等ございましたら、下の「Leave a reply」or「Reply」(空色のリンク)をクリックするか、黒字の「コメントを残す」の下の四角の空欄に書き込めます。お気軽にお書き込みくださいませ、お待ちしております。