東工大の細野秀雄教授の講演を聞いてきました~♪(ふくいサイエンスフェスタ)

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

鉄系化合物の高温超電導(高温と言っても マイナス200℃くらいの話ですが・・・。絶対零度のマイナス273.15℃よりは高温の意味)で 有名な先生です。(ふくいサイエンスフェスタ

その論文は 科学雑誌「サイエンス」に掲載され、その年の「ブレイクスルー オブ ザ イヤー」に選ばれて、論文引用数でも世界一を記録したそうです。いろいろな賞ももらっていて 最先端研究開発支援プログラム(FIRST)でも30課題の一つに採択された「新超電導および関連機能物質の探索と産業用超電導線材の応用」の中心研究者を務められてるそうです。(細野 秀雄氏)

(科学の世界は 何を基準に客観的に評価するってのが 大変困難なので(山中教授みたいに ほとんどの人が納得できる業績は別にして)、どれだけ 他の論文に引用されたかとか、著名な科学雑誌への掲載数(審査があって 少々の事では著名な雑誌にはなかなか掲載されません)で 評価される事が多いです)

東工大細野教授の講演(ふくいサイエンスフェスタ)

東工大細野教授の講演(ふくいサイエンスフェスタ)

写真のように高校生対象なので、とってもわかりやすい講演でした。先生も大変馴れてらっしゃるようで 非常に面白かったです。
(私が直接ポリアセチレンの合成を習った白川英樹氏(私の自己紹介の中段に記述)の話も 出て来まして、大変懐かしかったです)

超電導温度だけで言うと 銅系の方が高いのですが、一般に超伝導は 大きな電流が流れたり 強い磁場ができたりすると、破れてしまうのです。鉄系は磁場に強いようです。それも注目された理由のひとつみたいです。
(新しい超伝導のしくみと言う意味でも 注目されたようですが)

超電導と同様の現象で、極低温(マイナス270℃以下)になると 超流動と言って、液体が容器を壁を登って あふれ出します(超、流動しやすくなる)。下記動画の1分20秒過ぎくらいから その映像が出てきます。とっても不思議な現象ですよね!(185万回以上再生されてます!)

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東工大の細野秀雄教授の講演を聞いてきました~♪(ふくいサイエンスフェスタ)」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 超電導の動画 実は下の物体が超電導物質です! | 生地屋のおやじの独り言

  2. 山崎

    細野様
    お世話になっております。
    記事内で紹介されております
    「最先端研究開発支援プログラム(FIRST」のリンク先
    http://first-pg.jp/
    はドメインの期限が失効しており、現在は同研究と関係のないサイトになっています。
    削除するか、もしくは正しいアドレスにご変更されたほうが良いのではないかと思い、連絡を差し上げました。

    返信
    1. kijiya 投稿作成者

      山崎 さま

      ご指摘 どうもありがとうございました。このブログの著者 三浦@生地屋です。

      リンク先「日本学術振興会」の 最先端研究開発支援プログラムに 変更いたしました。

      返信

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