日別アーカイブ: 2015年10月27日

BRM912 オダ近 金沢300km アタック乗鞍 もう少しでDNF 2

その1の続きです。

乗鞍の登り口には スカイ・ラインとエコー・ラインがあり、スカイ・ラインの方が 険しくて見晴らしも いいらしいです。そのスカイ・ラインを登ります。最大斜度12%くらいあり とても大変でした。また 距離も長く、非常に時間がかかりました(4時間以上) 。

乗鞍スカイラインの登り

乗鞍スカイラインの登り

上の写真、確か 水平でとった筈です。いかに スカイ・ラインの勾配がきつく 乗鞍の斜面がきついかが わかると思います。

畳平(車で行ける最高点)に近づくと とても寒くなり、半袖半パンで 上がったので、我慢し切れず 途中でアーム&レッグ・ウオーマを着て、ウインド・ブレーカも着ました。(畳平で 着込むつもりだったのですが)

途中で 知人のKK氏と すれ違いました。もう下りなので 大変羨ましかったです。やっと畳平に着くと、知人のKS氏が 先着してました。流石 登り坂は速いです。

乗鞍の畳平で

乗鞍の畳平で

主催者の土田氏の助言通り 畳平には長居しないで(とても寒い。長い時間いると 体が冷えてしまう)、すぐに下り始めました。途中で 登ってくるブルベ走者と 何人もすれ違いました。

(登っていたほとんどの人は 大変残念ながらPC2で、クローズ時間にひっかかったと思います。次のPCで 聞いたのですが、たった一分遅れの方も いらっしゃったようです)

下りでは、長指の手袋の上から 薄いビニールの手袋をして 風を防ぎ、シューズの上には 養生テープを貼って 同様に風を防ぎました(土田氏のアドバイス)。本当に寒かったです。

運悪くバスが 追い越して行って、先行しました。きつい下りでは バスよりも 自転車の方が速くなります。何度もブレーキをかけながら、「ついてないなあ~。」と 思いました。道幅が狭いので 怖くて追い抜けません。かなり下ったところで 運転手が見かねたのでしょう、止まって先に行かせてくれました。

暗くなる中を金沢を目指します1

暗くなる中を金沢を目指します1

暗くなる中を金沢を目指します2

暗くなる中を金沢を目指します2

途中で 温泉街を通る道の方へ 左折するのを忘れて、登り坂を100-200m程戻りました。1kmくらい戻ったブルベ走者の いたみたいです。とても 風情のある温泉街で 見応えがありました。

暗い夜道を走っていると、車が隣に来て、

300kmのブルベ 頑張ってくださ~い!」

と 助手席の女性から 声をかけられました。マイナーなブルベを知っていて、しかも距離が300kmだと 知っています。余程 詳しい人達だと 思いました。

「どうも ありがとうございま~す!」

と 答えましたが、もっと気の利いた 受け答えをすれば 良かったと、後で後悔しました。

PC2までの距離と時間を 計算すると、本当にギリギリです、力の限り ごぎました。止まったのは 暑くなって、着ているウインド・ブレーカや アーム&レッグ・ウォーマ等を 脱いだときだけでした。
(着たまま 汗をかくと、下り等で体が冷えて 体調を崩し易くなる)

パンクしたら 10-20分は無駄になるので、いつも以上に 路面をしっかり見ました。(たぶん していたら、アウトだったかと)

PC2のコンビニが 見えた時は、本当に 涙が出るほど 嬉しかったです。すぐに 食べ物を買って レシートを確保しました。クローズ時間の約10前でした。KS氏が 先着していて、ウインド・ブレーカ等を 脱いでました。(ここまで 我慢して着てたみたいです)

後は 基本下りで、ほとんど平坦なので 機材トラブル等で走れなくならない限り、完走できる筈です。金沢で 最後のチェック・ポイント コンビニの位置が わからず、iPhoneのマップで 探しました。ようやく見つけて ゴールのレシートを 確保しました。

ゴール受付の 金沢市民芸術村で、ブルベカードを出して レシートや証拠写真を見せて、完走が認定されました! 18時間35分でした。

今回の反省点は、下記です。1.は1,000kmブルベで 生かされました。(お陰で全食コンビニ弁当に なりましたが・・・)

  1. 登り坂が続くときは、レストラン等で食事したりして 無駄な時間を浪費しない
    (KK氏のように 登り坂が終わって、時間の余裕を確認してから 食事等する)
    .
  2. コンビニ等 PC(チェック・ポイント)の位置は、地図に載ってなければ 検索してでも探す
    .
  3. 斜度が10%以上の時は、時速5km程度で 走行計画を立てる