その1の続きです。
乗鞍の登り口には スカイ・ラインとエコー・ラインがあり、スカイ・ラインの方が 険しくて見晴らしも いいらしいです。そのスカイ・ラインを登ります。最大斜度12%くらいあり とても大変でした。また 距離も長く、非常に時間がかかりました(4時間以上) 。
上の写真、確か 水平でとった筈です。いかに スカイ・ラインの勾配がきつく 乗鞍の斜面がきついかが わかると思います。
畳平(車で行ける最高点)に近づくと とても寒くなり、半袖半パンで 上がったので、我慢し切れず 途中でアーム&レッグ・ウオーマを着て、ウインド・ブレーカも着ました。(畳平で 着込むつもりだったのですが)
途中で 知人のKK氏と すれ違いました。もう下りなので 大変羨ましかったです。やっと畳平に着くと、知人のKS氏が 先着してました。流石 登り坂は速いです。
主催者の土田氏の助言通り 畳平には長居しないで(とても寒い。長い時間いると 体が冷えてしまう)、すぐに下り始めました。途中で 登ってくるブルベ走者と 何人もすれ違いました。
(登っていたほとんどの人は 大変残念ながらPC2で、クローズ時間にひっかかったと思います。次のPCで 聞いたのですが、たった一分遅れの方も いらっしゃったようです)
下りでは、長指の手袋の上から 薄いビニールの手袋をして 風を防ぎ、シューズの上には 養生テープを貼って 同様に風を防ぎました(土田氏のアドバイス)。本当に寒かったです。
運悪くバスが 追い越して行って、先行しました。きつい下りでは バスよりも 自転車の方が速くなります。何度もブレーキをかけながら、「ついてないなあ~。」と 思いました。道幅が狭いので 怖くて追い抜けません。かなり下ったところで 運転手が見かねたのでしょう、止まって先に行かせてくれました。
途中で 温泉街を通る道の方へ 左折するのを忘れて、登り坂を100-200m程戻りました。1kmくらい戻ったブルベ走者の いたみたいです。とても 風情のある温泉街で 見応えがありました。
暗い夜道を走っていると、車が隣に来て、
「300kmのブルベ 頑張ってくださ~い!」
と 助手席の女性から 声をかけられました。マイナーなブルベを知っていて、しかも距離が300kmだと 知っています。余程 詳しい人達だと 思いました。
「どうも ありがとうございま~す!」
と 答えましたが、もっと気の利いた 受け答えをすれば 良かったと、後で後悔しました。
PC2までの距離と時間を 計算すると、本当にギリギリです、力の限り ごぎました。止まったのは 暑くなって、着ているウインド・ブレーカや アーム&レッグ・ウォーマ等を 脱いだときだけでした。
(着たまま 汗をかくと、下り等で体が冷えて 体調を崩し易くなる)
パンクしたら 10-20分は無駄になるので、いつも以上に 路面をしっかり見ました。(たぶん していたら、アウトだったかと)
PC2のコンビニが 見えた時は、本当に 涙が出るほど 嬉しかったです。すぐに 食べ物を買って レシートを確保しました。クローズ時間の約10前でした。KS氏が 先着していて、ウインド・ブレーカ等を 脱いでました。(ここまで 我慢して着てたみたいです)
後は 基本下りで、ほとんど平坦なので 機材トラブル等で走れなくならない限り、完走できる筈です。金沢で 最後のチェック・ポイント コンビニの位置が わからず、iPhoneのマップで 探しました。ようやく見つけて ゴールのレシートを 確保しました。
ゴール受付の 金沢市民芸術村で、ブルベカードを出して レシートや証拠写真を見せて、完走が認定されました! 18時間35分でした。
今回の反省点は、下記です。1.は1,000kmブルベで 生かされました。(お陰で全食コンビニ弁当に なりましたが・・・)
- 登り坂が続くときは、レストラン等で食事したりして 無駄な時間を浪費しない
(KK氏のように 登り坂が終わって、時間の余裕を確認してから 食事等する)
. - コンビニ等 PC(チェック・ポイント)の位置は、地図に載ってなければ 検索してでも探す
. - 斜度が10%以上の時は、時速5km程度で 走行計画を立てる