3日間かけて走る「ツール・ド・のと」を、一回で走ってしまおう(27時間以内)と言うイベントです。ツール・ド・のとは 宿泊費も入れて 5万円くらいかかりますが、こちらは 2,500円程度で参加できます。約20分の一で 庶民に優しい大会です。
当然ですが サポートは一切ありません。通過チェックは指定コンビニのレシートです。途中棄権しても 自力で帰る必要があります。パンクしようが 自転車が壊れようが、全部自己責任です。その為 諭吉さんを2人 懐に入れて、最悪タクシー帰還に備えている猛者も います(私には真似できません 笑)。
また27時間以内で 完走しないといけないので、1-2時間の仮眠程度しか取れません。(私は結局一睡もせずに22時間59分でゴールしました。400kmは だいたい寝ません、走り終わってから ゆっくり寝た方がいいので)
実は 前回の600kmブルベを走った後、体に大きなダメージが なかったので、2週連続で休日 100km以上、大変寒い中を走りました。やはり 無理だったのですね、左わき腹が痛くなり(最初は筋肉痛かと思ったのですが、違いました。内蔵が痛かったのです) 歯も風邪熱で浮いて 痛かったです。
朝練を休み 体調の回復を待ちましたが、なかなか回復しませんでした。真剣に棄権(DNS Do Not Start)を考えました。ちょっと回復したので、35kmほど ゆっくり走ってみました。内臓の痛みはあまり感じずに 走れました。
(自転車に乗ると あまり痛くないのですが、歩いたり 走ったりすると とても傷みました)
これなら参加できそうで、途中で体調が悪くなったら 途中棄権(DNF Do Not Finish)しようと 思ってました。天気予報も 2日前までは、当日晴れで 翌日は雨はでしたが、1日前に翌日も 雨無に変わりました。これなら 濡れずに済みそうですので、参加を決めました。写真のように スタートは 快晴でした・・・・・。
いつものブルベ仲間から遅れて、序盤から様子を見ながら ゆっくり走りました。ゆっくり走っていると いい事が1つ、後ろの方は 女性の比率が大変高い(高いと言っても 5-10%程度ですが・・・)です。PCで休んだりした時に 声をかけてお話できます。
いつものブルベ仲間と走っていると、ペースが速いので 女性はほとんどいません。たまにGご夫妻の奥様のように、メチャ速いランドヌーズ(ランドヌールの女性形)も いらっしゃいますが。
下記写真の千里浜なぎさドライブ・ウェイは、クロモリ(鉄なので錆びる)の人や こけて自転車に砂を噛ませたくない人には、不評なんですが、私は大好きです。左に海を見て 波打ち際を走るのは とても気持ちいいです。
PC1(最初のチェック・ポイント 約58km地点)を無事過ぎ、PC2(138km地点)に近づく頃には 制限時間(27時間)を一杯に使えば、なんとか最後まで走れそうな手ごたえを感じました。
その2へ続く。