ホイールのハブのメンテとスプロケット交換の講習会

こんにちは! 生地通販の生地屋店長です。

サイクリングを始めて もう7年くらい経ちますが、実はまだ一度も ホイール(車輪)のハブ(軸受け)とか 分解した事がありません。スプロケット(後輪の変速ギア群)の交換もです

(全部 プロ・ショップの自転車屋さんで やってもらってました(汗)。自分でやったのは、ステムの交換や チェーンの交換程度です)

ブルベ仲間の辻君が 自転車を始めて数年しかたってないのですが、何度も自転車の分解・組み立て(一から組み立てられます)をやっていて、パーツ(部品)にも詳しいようです。川中氏の提案で 講習会を開くことになりました。

驚いたのは、辻君の道具の多さ(衣装ケース2箱)と グリスや油等(ケミカルと言うらしい)の種類の多さでした。道具は 市販のスポンジを綺麗に道具の形に切り抜いて 格納できるようになってます。川中氏もですが 私も感動しました。

辻君にやってもらった、ハブ(軸受け)のメンテと スプロケット(後輪の変速ギア群)の交換後の状態です。スプロケットは、組み立て前に ディスクリーザー(洗浄液)で綺麗にしたので、写真のように 新品同様の輝きになりました。
(いつもは、油でチェーンと共に 黒く汚れてます)

また 帰りの実走時に軽く回るようになったのを 実感できました。辻君 どうも大変ありがとうございました。本当に勉強になりました!

新品同様の輝きになったスプロケット

新品同様の輝きになったスプロケット

メンテ前の後輪のホイールをはずして、軸を持って空回しすると、グリグリします。ハブのグリスが切れているか、玉当たりの調整が ずれている可能性があります。

(この「玉当たりの調整」が微妙で、今回 私が一番知りたかったところです。グリグリし過ぎると 強く当たり過ぎですし、グリグリせずに回ってガタがあると 弱過ぎるらしいのです。どちらでも 走行抵抗になるばかりでなく、ハブの寿命を縮めます。それに厳密に言うと このフリーの状態と、自転車に装着してクイック・レバーで締め付け、人間が乗って体重がかかった状態とは、当然また違うらしいのです。

空回ししてグリグリしなくなった状態から、ちょっと玉当たりを弱く(クイック・レバーで締め付けるので フリーの状態より ちょっと強くなるらしい)するらしいのですが)

バブは ちょっと分解して、はみ出ていたグリスは 綺麗だったのですが(辻君が分解しなくても いいのでは?と言ったほどです)、フリー側(変速ギアのついている側)のグリスは 綺麗でしたが、反対側のグリスは汚れていて このまま使い続けると、ベアリングの玉やカップに傷が付く(そうなったら、ハブの交換です)ところでした。

フリーに ディスクリーザーがかからないようにして、ハブをウェスや綿棒等で 綺麗にしました。

(2~3年前にプロショップでメンテしてもらって以来でした。ちょっと考えると フリー側の方が力がかかるので、こちら側が傷み易いはずなのですが・・・。反対側に雨水等が浸透して錆びたのかも知れません。拡大鏡で厳密に見たわけではありませんが、ベアリングの玉や カップに大きな傷等は見当たりませんでした)

鯖江の川中邸でやったのですが、勿論 往復とも自転車で行きました(笑)。川中氏に大変お世話になりました! 帰りは白崎サイクルさんにちょっと寄って、ブルベ300km 鯖街道の完走・認定された事を 報告してきました。
往路(大野市-鯖江 すみません、非公開です。片道44kmほどでした)
復路(白崎サイクル-大野市

これで やれる自信がついたので、長いことメンテしてない 他の自転車をやってみようと 思いました。
(お礼の意味で 辻君と川中氏には、ささやかながら大野市の銘菓「芋きんつば」(私も大好きです)を手土産に お渡ししました)

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