投資信託の基準価額に基本的に割高割安はありません!

投資信託

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よく銀行や証券会社の営業マンに 「この投資信託、昔は(基準価額)7千円もしてました、今は4千円ですので 買い時だと思います。」と 言われませんか? 毎月分配型投資信託 外貨預金 外貨建て保険等と同様、錯覚を利用した販売手法です。

彼らは販売の専門家で 投資の専門家ではありません。投資信託は 大概基準価額1万円から始まってます。運用が下手だったり 分配金を過剰に出したり コストが高かったから、7千円→4千円と値下がりしているのです。

(だいたい 毎月分配型の投資信託や EB債等の仕組債を、投資の専門家だったら 絶対に奨めません)

資産が大きく値下がりしているので、例えば10%上がっても 7千円なら700円上がりますが、4千円なら400円しか上がりません。

(悪質な投資信託の中には、割安に見せるために、毎月分配金を過剰に出して 基準価額をわざと下げたり、その分配金の高さ(何割かは元本払い戻し)を宣伝文句にしたり するものさえあります)

また 基準価額が逆に4-5万円のものさえあります。運用が巧みだったり ほとんど分配金を出してなかったり(その方が 複利効果と課税繰り延べを 最大限享受できます) 環境が良かったりします。必ずしも割高とは言えません。

過去の高成績は 未来を必ずしも約束するものでは ありませんが、私なら4千円の投資信託より 4-5万円のを買います!

 

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