買ったりするのが 面倒でなければ、資産配分の国内株式型は 東証のETF(Exchange Trade Fund 上場投資信託)が お奨めです。毎年日割りでかかる信託報酬が安い為です。これに対して 一般的に「投資信託」と呼ばれているものは 「公募型投資信託」です。
比較すると下記のようになります。
自動積立 | 販売手数料 | 信託報酬 | 再投資 | |
---|---|---|---|---|
ETF | X | 株と同じ | 安い | 自分でやる |
公募型投資信託 | 〇 | 無料のものあり | 高い | 自動設定可 |
信託報酬を含めたコストの差は 下記のようです。
ETF:MAXISトピックス(1348) 0.13%
...上場インデックスTOPIX(1308) 0.10%
公募型投資信託:ニッセイTOPIXインデックス 0.29%
でも まあ0.2%程度の違いですので、100万円買っても 年2千円程度しか違いません。10年やっても2万円程度です。国債の変動10の利回りが 現在(2017.05.09) 0.05%ですので、大きいと言えば大きいですし、大した事ないと言えば そうです。長期になれば なるほど効いてきます。
ETFは年一回以上決算をして 利益を分配するので、課税繰り延べ効果を損ないます(利益に20%強課税)。自動積立のほったらかし投資もできない等で、買い付けや分配金再投資の手間がかかります。
それらが 面倒でない人は、ETFを買われれば いいと思います。国内株式型以外のETFも 沢山ありますが、商い量がまだ極端に少なく 数十万円程度ならいいですが、100-200万円になると かなり売買に不自由します。
その場合は ニューヨーク市場等で ETFを買われれば いいと思います。種類も大変豊富ですし、商い量も巨大です。