信託財産留保金(解約や出金時に取られるお金、換金手数料)がある 投資信託の方が、長期保有者には むしろ有利です。
信託財産留保金のある投資信託は 通常0.1-0.5%くらい取られます。これがあると 解約時に損なので選ばない人も多いようです。
解約や出金されると、運用側は資産を売り 手数料がかかります。それを負担するのが 信託財産留保金なのです。これがないと 残った人で負担する事になります(翌日の基準価額下落)。頻繁に売り買いする人は これがないものを選べばいいですが、長期保有するつもりなら 逆に損です。
少額なら手持ち現金だけで 対応可能でしょうが、いつも現金比率高いと 運用の足を引っ張ります。誤解する人が多いので、「信託財産留保金ゼロ」と宣伝する投資信託が多いのでしょう。
ですが 投資信託の内容や運用報酬、販売手数料の方が もっと重要なので、
信託財産留保金のある投資信託でも 検討の対象に入れる
程度でいいと思います。信託財産留保金(換金手数料)ゼロで長期保有するつもりですが、ニッセイ外国株式インデックスを、私は去年NISAで買いましたし 昔からずっと積み立ててます。