BRM919 AR中部 1,000kmブルベ 1分前完走5

随分間が 空きましたが、その4の続きです。

やっと地元の大野市(福井県)に着きました。ルール違反ではないので、当然自宅に寄ります。サドルバックを 大きなものから、中くらいの大きさのものに 交換しました。重い練習用ビンディング・ペダルも 軽いものに交換しました(2日前 自宅から出発時に 交換し忘れてました)。

ライトも3つ装着していたのを 2つだけにしました。減っていた電池は交換して、予備電池も 最低限必要な3本だけにしました。雨や仮眠時の寒さの心配もないので 雨具をおいて行き、イマージェンシー寝袋や 輪行袋も下ろして、できるだけ軽量化しました。仮眠する前に 全部の作業を 終えておきたかったので、疲れて眠いにもかかわらず、これらの作業を やってしまいました。

その後 シャワーを浴びて パジャマに着替えました。仮眠時間を1.5時間に設定して、念の為に2つ目覚ましを かけました。ここで 寝過ごしては、今までの長い苦労が水の泡になります、少し嫌な予感が しました。
(今まで2つ目覚ましをかけて 起きれなかった事は ありませんでした。不幸にして 嫌な予感は 当たってしまいました!)

あっと言う間に 深い眠りに落ちたと思います。目覚めて、時計を見て 唖然としました! 4時間以上寝てしまってます(最初は何が起こったのか 認識できませんでした(笑)。次のPC(チェック・ポイント)まで 50km以上の距離があるのに、1時間半くらいしか ありません。
(目覚まし1つは かすかに止めた記憶が あります。ですが もう1つは 全くありません)

即座に 出発する決断をしました。理由は、

  1. 国際ルール適用なので 1つのPCで 時間オーバーしても、次のPC(この場合は ゴール)で 挽回すればいいかも?(実際OKでした)
  2. ここでDNF(棄権 Do Not Finish)しても、どうせ 翌日自転車で 江南のゴールまで車を取りに 行かないとダメ
  3. うまく行けば 2時間で次のPCへ 行けるかも?(標高差600m弱を登坂し 50km以上の距離があるので、平地ならともかく 無理でした)

幸い 準備は全部整ってます。着替えのウェアも用意してあり、すぐに着替えました。お尻の皮は少し めくれてましたが、パッドが変わったので 当たりが変わったのか あまり痛みを感じませんでした。スレ防止のクリームも念入りに塗りました。目覚めてから約10分と言う短時間で 出発できました。

(サイコンのEdge500は 外部電池につないであったにもかかわらず 電源は落ちてました。外部電池の容量が 小さいので足りなかったようです。再起動が 怖くて、電源を入れたままに したせいも あると思います。次回から仮眠時は 電源はOFFにしておこうと 思いました。外部電池の充電ケーブルも 1,000km以上のブルベでは、途中充電用に携帯する必要があります)

4時間以上も寝たので 疲労はかなり回復して 快調です。福井県と岐阜県の県境の 油坂を目指して どんどんこいで行きました。ですが PCのある白鳥の かなり手前の九頭竜湖駅で 既に1時間くらいたってしまいました。やはり 白鳥まで1時間半では 無理でした。

その6へ続く。

 

 

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