その3の続きです。
琵琶湖の東岸は 交通量も比較的多いので、走りにくい場所です。歩道を兼ねた自転車道もあるのですが、歩いている人や 自転車でゆっくりサイクリングしている人が 多いので、走りたくないです。
サイクリングしている人も 多くて、マニアックでスピードを出している人には 抜かれますが、その他の人たちは 楽に追い抜いていけます。まさか 700km以上も走った後とは 思いもしないでしょう!
平坦なコースで PCの木之本のコンビニまでが、とても長く感じました。途中何度か 休憩をとって、コンビニでは トリプルSRを取り損ねたF氏(いくつかのブルベが、お子様の行事と重なって しまったそうです)と 何度か出会い、一緒にコンビニ弁当を食べたりしました(F氏は もっぱら麺類かパスタ類でしたが)。
Facebookをやっているとの事で Facebook友達になってもらいました。前にも書きましたが、木之本のコンビニの位置が GPS地図上でいいかげんです。iPhoneのマップで 探して、ようやく見つけました。今度は かなり先でした(10分以上 時間を無駄にしたと思います)。
途中のコンビニで、弱虫ペダルのコスチュームを着た 女性二人連れを見かけました。箱根学園となんとか工業です。「弱虫ペダルのユニフォームですね?」と 声をかけて、二言三言 話しました。
弱虫ペダルって 結構女性にも人気みたいです。撮影会に 小野田坂道のコスチュームを着て出ましたが、結構写真を撮るのを 頼まれました。福井県の国際交流会館職員のS女史も ファンだそうですし。
木之本のPCで コンビニ弁当を食べていると、S氏が追いついてきました。この時点で あと222kmとなり、残り 約20時間で、ほぼ完走を確信しました。遅くても15時間もあれば 楽に走りきれる距離です。
S氏に「先に行きます。」と 言って出発しました。栃ノ木峠の坂を上ります。お腹が一杯になったせいか、時々意識が朦朧とします。危ないと思ったので、部落の中にあった バスの停留所で仮眠をする事にしました。
1時間ほど寝たと思います。やはり 腕時計のアラームは 聞こえません。元気が出たので 一気に峠を越えました。越前市までは 下り基調で、快適に飛ばすことができました。
越前市の手前くらいから 疲れがピークに達して、コンビニ等での 休憩が多くなってきました(3回)。こんな事をしていると 大野市での仮眠時間が 短くなるのですが、気力も落ちてきてました。たぶん 走りきれる目処もついたので、気も緩んだのかと。一乗谷の急坂も 一部引いて上がりました。
その5へ続く。