日別アーカイブ: 2018年3月12日

SBI証券で米国ETFや株の自動積立が可能になりましたが・・・

ETF(上場投資信託)は、自動積立ができないのが 弱点の1つでした。ですが、SBI証券が 米国株式市場で 可能にしました。

米国株式・ETF定期買付サービス

米国ETFのVTI(米国株式連動)は 信託報酬を含む経費率が非常に安く0.04%です。VT(世界株式連動)も0.10%と言う低さ。日本の投資信託も 昨今の信託報酬革命で、かなり下がってますが、安いものでも0.2%前後です。

外貨でも買えるので、提携している住信SBIネット銀行で 1ドル4銭と言う格安で両替もできます。(普通に円で買うと1ドル25銭も取られます。今なら3/16 17時までキャンペーン中で 両替手数料ゼロです。SBI証券のFXαと使えば、1ドル1銭程度の両替も可

早速飛びついたのですが、実際に買おうとすると 問題点がいくつか出てきました。

  1. 買付手数料が割高:0.45%ですが下限5ドル 上限20ドルです。ですので、
    $5 / 0.0045 = 1,111.1・・・毎月$1,112($1=107円で計算して、12万円弱)以上 積み立てないと、手数料割高になります。毎月12万円 1銘柄だけは、私にはかなり無理。
    .
  2. 1回の見かけの積立額を増やそうとしても、下記は不可です。
    ・隔月積立
    ・毎月の積立額ゼロで、ボーナス月(年2回)だけ積立

自動積立の手数料として 割り切ろうかとも思ったのですが、例えば100ドル(約1.07万円)なら 5ドルで5%も 手数料がかかります。倍でも2.5%。国内の毎月分配型の投資信託が、手数料3-4%でもバカ高いと思っていたのに、これは私には許容できません

また NISAで課税シフト注文とギリギリ注文を併用して、NISA枠を超過し NISAとそれ以外の口座の買い付けになると、2つに別れて それぞれ下限5ドルの手数料が かかってしまう危険性も あります(NISAギリギリ注文のみが良い)。

使いにくい制度だと思ったので、SBI証券の問い合わせから 早速改善要望を出しておきました。