その2の続きです。姫路駅前のコンビニ(PC チェックポイント)が 駅前なんで人通りが多く、M氏が用心して 自転車にカギをかけるように 即されました。M氏は 中華丼弁当 私は冷やし中華弁当を買って、一緒に食べました。
(冷たいものを 食べなければよかったです。雨で 冷え切った体に悪かったみたいで、かなり長い間 胃がムカムカしました)
50万都市姫路の駅前なんで、雑誌から飛び出てきたような かわいい女の子も、沢山歩いていて 目の保養になります。ここから 明石-神戸-大阪と、京阪でも信号機の多い事で有名な 国道2号線とそのバイパスの41号線を主に走ります。信号地獄でした・・・・・。
ちょっと走っては 赤信号で止まります。信号機が同期しているのですが、自転車のスピードでは せいぜい2つをクリアするのが 精一杯。ほとんど平坦なルートなんですが、時間の貯金を稼ぐところか 逆に減ってしまう上に、体力も消耗してしまいます。去年の広島行きで 神戸から京都を走った時の事を 思い出しました。
大阪に近づく頃には 時速20-23kmくらいしか、出なくなりました。芦屋のコンビニ(PC)で、カップラーメンを食べたら 少し元気が出て来ました。やはり 温かい物と塩分補給になるのでしょうね(普段は飲まないのですが、汁も全部飲み干します)。
お腹が一杯になり 体も温まったので、眠くなってしまいました。暫く一緒に走っていたKK氏は 仮眠をとりに行くと言って、ちぎれてしまいました。私も 少し眠くなったので、M氏に声をかけると M氏も眠いそうです。ガスト等 仮眠を取れそうな場所を 探したのですが、ルート沿いには なかなかありませんでした。
(KK氏は マンションの駐車場で 30分ほど仮眠したそうです)
そうこうするうちに 少し明るくなり、私もM氏も 眠気が飛んでしまいました。最後のコンビニ(PC)で ホットコーヒー(最近はほとんど 缶コーヒーを買わなくなりました。こちらの方が 美味しいです)を飲んでいると、ブルベ同走者(X氏とします)が、「サイコンのGPSがフリーズして 困っている」と 話しかけてきました。
「私も2回ほど経験がありますが、コバンザメで 後をついて行った事があります。近くにいなければ 後続者を 1時間くらい待った事も。」と 体験談を話しました(勿論 わけを話して 承諾をもらって、付いて行きましたが)。そうしたら、後をついて行きたいと 言われたので、「遅くても いいのでしたら」と 快諾しました。
ここから あと20kmくらいだったのですが、非常に長く感じました。サイコンが2つつけてあったのですが、サブの方は センサーの電池切れで、距離表示が 全然少ないのです。メインのガーミン500は 走行データを消してなかったので、かなり前からメモリーフルで 表示が止まり、随分前に電源が落ちてます。
M氏は この道は初めて通る道だったので、タイムトライヤルしてもいいですか? と断って先に行きました。あっと言う間に見えなくなりました。(でも 信号が多かったので、結局10数分くらいしか 違わなかったみたいです)
残りの正確な距離は 同走者に聞くしかなく、モチベーションが上がりませんでした。ただ 足は回復したみたいで 時速25-27km程度は 出るようになってました。X氏から よく足が残ってますねと 聞かれましたが、「私も神戸辺りでは スピード落ちましたが、回復するんです」と 答えました。
国道1号線の看板が 見えたので、もう少しだと思ったのですが、まだ7kmもありました。このままだと 最後までもたないと思い、X氏に「スピード落とします」と 言いました。X氏も「付いていけなかったので 助かります」と 言われました。
道路の脇の歩道を通る 少しややこしい道で、地下道を降りたり 陸橋の側道を登ったり、ちょっと迷いました。ようやく ゴールのジョイフルが GPSに現れたときには 小躍りした気持ちになりました。
25時間12分でゴールして オダ近の今野氏に「楽しかったでしょう? えっ 楽しくなかった、おかしいなあ もう少ししたら 薬が効いて、きっと楽しくなると思うよ。」って 言われました。
反省に続く。