イマージェンシー・ハンガーの使い方

強風で自転車が倒れて ディレイラー・ハンガーが 折れました。初体験で、一瞬 目の前が真っ暗になりました。

折れたディレイラーハンガー

折れたディレイラーハンガー

ビワイチ中で、まだ100km(約半分)程度しか走ってません。一緒にサイクリングしていたS氏に 引き返してもらって、車で迎えに来てもらうしか ないかあ~? 4-5時間以上 ここで待っているしかないかあ~?

イマージェンシー・ハンガーを 確かツールボックスに入れたままでした。祈るような気持ちで ツールボックスをひっくり返して 中身を全部出しました。

あったあ~~~~~~~!!!」

(イマージェンシー・ハンガーは ロードやマウンテン等 大抵のスポーツ自転車に付くので、1つ買っておかれて 小さく軽いので常時携帯されることを 強くお奨めします。ツーリングで他の仲間が 折れても、使えます。これも かなり前にS師匠に教えてもらって 買っておいたものでした。S師匠 本当にありがとうございますm(_’_)m)

でも 取り付け方がよくわかりません。クイック・リリースに 挟むのは知っていましたが。S氏が 折れたハンガーの位置を 確認して、だいたいその位置に付ければいいと言いました。折れたハンガーを 元の位置につけてみて、ディレイラーのネジ穴位置を確認し、だいたいその位置に来るように イマージェンシーを クイックで挟みました。(クイック仮止めではダメで きつくつけないと、調整中に動いてしまいます)

イマージェンシー・ハンガーは下に 爪のようなものが出ています。爪の平らな方を後ろ側に向けて、Bテンション・ボルトが当たるようにします。

イマージェンシーハンガーを設置

イマージェンシーハンガーを設置

少し外側に出ているので、ロー(一番内側)に うまく変速しません。何度もロードバイクを組んでいる経験豊富なS氏が 調整ネジで調整してくれました。アジャスターも回して 不完全ながら全段変速するようになりました。

(後で見たら 実際はトップ(11T)には 入ってなかったのですが、その時は気がつきませんでした。11Tなんて あまり使いませんし)

暫くはゆっくり走ってもらって 変速の具合を見ました。なんとか いけそうです。この後 冷たい雨と強風で 結局ビワイチは中止したのですが、それでも 交換してから80km以上は、全く差しつかえなく 走れました。

後日談ですが、このトレックのドマーネのディレイラー・ハンガーを 交換しました。2mmの六角レンチで細く ネジの頭に塗料が入っていて、なめてしまわないか ヒヤヒヤしながら作業しました。千枚通しで 頭の塗料を取り除いて 六角レンチを強く押し込んで、押さえながら慎重に回しました。

ブルベのBRM228 RC名古屋の200kmブルベも 修理したドマーネで参加して、無事完走できました。

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