その3の続きです。本当に冷たい雨で DNF(Do Not Finish 棄権)したかったです。でも 輪行袋持ってません(お隣の石川県なんで 土地勘もありましたから)ので、自走で帰るしかありません。
大して走る距離は 変わりません。また 知らない道を帰ると 途中で迷う可能性も高いです(夜ならなおさらで 道を聞こうにも、歩いている人は 田舎なので ほとんどいません)。
恋路海岸で会ったY氏の「体 冷やさないほうがいいですよ!」の アドバイスに従って、レッグウォーマーとアームウォーマーを着込みました。カッパも ウインド・ブレーカーで上だけ代用しているので、暫くは大丈夫でしたが、ジワジワ沁みてきます。
(頭のいいKK氏は コンビニでカッパ上下を買ったそうです。後から考えれば 私もそうすれば 良かったです。薄い防水の ウインドブレーカー(モンベル製)を着用している ブルベ走者もいて、こんなのが あればいいと思いました)
とにかく 走るしかありません、前後にほとんど 誰もいない状態で とても寂しく不安になりました。PC(チェック・ポイント)で ブルベ走者1,2人と 話すだけです。驚いたのは 初めてのブルベ参加で いきなり400kmに挑戦された方 お二人と会った事でした。同じ人かと 思いましたが、「さっきのPCで 私が聞きませんでしたか?」と聞いたら、別人でした。
なんでも 200, 300kmのブルベに申し込もうにも すぐに定員に達して(東京 大阪 名古屋のような大都市近郊のブルベは そうです) 申し込めないとの事でした。お二人とも 200km程度は走った事が あるそうでした。でも いきなり400kmとは 私にはとても想像できないです。
去年の600kmでも 200kmを経験しただけで、いきなり600kmに挑戦し 完走された消防士の方も いらっしゃいましたが。世の中には すごい方達が いるものです。
私も走ったBRM404 オダ近 400kmを 走られた姫路の方にも お会いしました。あのブルベは 辛かったですねぇ~と 言い合いました。(京都から 姫路を通られて、美作まで行き そこからまた姫路を通って 京都に戻ります(笑)
富山県と石川県の県境の かなり手前で、そろそろ 峠越えにさしかかる筈なのですが、一向に登り坂になりません。かなり 不安になりました、道を間違えてないだろうかと・・・。明るくなって 道路の道案内を見ると 左に行くと砺波です。方向的には 間違いなさそうでした(土地勘があると 大変助かります)。この頃 雨はほとんど上がりました。
緩い登りだったのですね、峠が近くなると、だんだんきつい登りになってきました。途中で 不運にもパンクされた方を お見かけしました。チューブレス用の タイヤレバー(ショッキング・ピンク色)を 使われてたので、チューブレス・タイヤなんでしょうね、パンクしにくい筈なんですが。
ようやく 峠を越えた時は、非常に嬉しかったです、後は 下るだけです。ゴール直前で お一人の方を 追い抜きましたが、信号待ちで ほぼ同時にゴールしました。お互いに やっと完走しましたねと 言い合いました。私は この日 用事があったので、「先に行きます」と すぐに分かれました。
ゴール受付の 金沢芸術村まで10kmくらいあります。疲れているので とても長く感じました。駐車場で 自転車を積み込んで、体を拭いて着替えました。雨が上がってから かなり走っているので、ウェアは ほとんど乾いてましたが。
ゴール受付をして ブルベ仲間中最速のM氏も ゴールで仮眠を取った後(18時間ちょっとくらいで 完走のようです(30分遅刻を計算に入れると17時間台)! 私は22時間59分)のようで、話すことができました。ゴール受付を済まして ブルベ運営者のT氏に よくお礼を言って、帰途に着きました。
反省に続く。
ピンバック: BRM530 オダックス近畿 のと一 400km、完走認定されました~♪反省 | 生地屋のおやじの独り言